Shimmyブログ

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『はっぴいえんど』はポリフォニー

2018-12-06 | 音楽
以前、楽曲構成、アレンジの仕方に違いがあるのではない
かと、図で書いた事があります。
主旋律と他の楽器やリズム楽器演奏の進み方です。
自分が好きなタイプは伴奏と主旋律の区別が無い下の2つ。



音楽論にありました。クラシックマニアの友達が教えて
くれた。

『モノフォニー』と『ポリフォニー』です。

わかり易い説明もありました。

モノフォニー(単旋律音楽)
ただ一つの声部からなる音楽。
演奏家や歌手の人数に関係なく、単一の旋律だけが続いて
いる限り、そのような部分や全体のことを「モノフォニー」
と呼ぶ。
このため、器楽と歌手が同じ旋律を重ねていてもモノフォ
ニーと呼ばれる。

ポリフォニー(複旋律音楽)
複数の声部が異なる動きをしながら協和しあって進行して
いく音楽。
ポリフォニーは全ての声部が独立し、それぞれが同程度の
比重で絡み合う。どこが主旋律でどこが伴奏か、という区
別はない。

世界各地の多くの伝承的音楽ってポリフォニーだと思
うんです。同様に、ブルースやジャズと混じり合ったアメ
リカ大陸音楽もポリフォニーだったんですよ。
対して、ポップスやイギリスのロックはモノフォニーが多
いと感じます。

『クリーム』はベース、ギター、ボーカル、ドラムス
さえもユニゾンにして、モノフォニーにする事でぶっとい
音にしたんだと思います。以後イギリスロックの定型にな
っていったんですよね

Led Zeppelin


イギリス型ロック全盛の中(今もね)、モノフォニー
なイギリスロックでなくポリフォニーなアメリカ大陸音楽
を目指したのが『はっぴいえんど』や『はちみつぱい』な
んじゃないでしょうか??


細野晴臣(ボーカル・ベース・ギター・キーボード)
大瀧詠一(ボーカル・ギター)
松本隆(ドラムス・パーカッション)
鈴木茂(ギター・ボーカル)

 
鈴木慶一(ボーカル、ギター、ピアノ)
本多信介(ギター)
武川雅寛(フィドル)
和田博巳(ベース)
かしぶち哲郎(ドラムス)
駒沢裕城(ペダルスティール)
岡田徹(キーボード)


そして、ポリフォニーなアメリカ大陸音楽ロックの元祖が

The Band でしょうか? 

皆、ポリフォニー感に戸惑い、めまいがし、取っ付きにく
く。が、万華鏡のような。するめのように聴いても聴いて
も味わい深い驚きの音楽だったんじゃないでしょうか  
バーバンク一派もあるけどね!

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