せっとんの下道温泉めぐり

一般道をとことこ、ひたすら温泉をめざします

湯の峰温泉 くすり湯

2016年01月07日 | 旅 (和歌山県)
2015年12月26日(土) 湯の峰温泉に行きました。

 
 
湯の峰温泉の名前の由来は、公衆浴場のすぐ隣に「東光寺」というお寺があり、本尊は薬師如来。その薬師如来の胸のあたりから湯が湧き出ていたため、「湯胸薬師(ゆのむねやくし)」と呼ばれ、「湯の峰」の地名はこの「湯の胸」に由来します。

 
 
公衆浴場は「くすり湯」と「一般湯」に分かれています。公衆浴場の前には温泉水の販売場もあります。(10リットル100円)
上の写真はくすり湯 男湯。88度という高温の源泉を時間をかけて適温まで自然にさましているお湯で、ほのかに硫黄の匂いがします。くすり湯では石鹸、シャンプーの使用は禁止されています。

隣にある一般湯(公衆浴場)は加水で湯温を調整しています。くすり湯よりひと回り大きな浴槽があり、石鹸、シャンプーの備え付けはありませんが、使用できます。

下の写真はくすり湯に併設された家族湯(3人ほど入れる広さ)と、くすり湯の男湯脱衣場。

 

<湯の峰温泉 公衆浴場 >
和歌山県田辺市本宮町湯の峰110
℡ 0735-42-0074
入浴料 一般湯(公衆浴場)250円 くすり湯 390円
定休日 なし
営業時間 6:00~22:00








湯の峰温泉 つぼ湯

2016年01月03日 | 旅 (和歌山県)
2015年12月26日(土)湯の峰温泉に行ってきました。

 

2004年にユネスコ世界遺産へ登録されました。入浴できる公衆浴場としては世界で初めての登録。湯の谷川の川床から自噴している温泉。天然岩をくり貫いて造ったといわれる湯船は、日本最古の小さな共同浴場です。小栗判官が照手姫とともに来浴し、不治の病を癒し蘇生した湯として伝説に語り継がれている歴史のあるお湯です。

 

つぼ湯は順番制です。公衆浴場の受付で番号札をもらって、先客がある場合はつぼ湯の近くの待合所で待ちます。(入浴時間は30分以内となっており予約はできません)
入浴者は小屋の扉の外に靴を置いて入浴します。(入浴中であることがそれで分かります)

 

つぼ湯は大人2人で一杯になるくらいのサイズ。底には小石が敷き詰められて若干すり鉢状になっています。湯が熱い時は加水できるようにコックがあり、そちらで調整します。
なお、つぼ湯は石鹸シャンプー類の使用はできません。湯に浸かるだけです。


  

1日に7回もお湯の色が変化すると言われている不思議なお湯です。川が増水すると、つぼ湯は水没するため営業中止になります。2011年10月1日に行った時は無色透明なお湯でした。

<湯の峰温泉 つぼ湯>
和歌山県田辺市本宮湯の峰110
℡ 0735-42-0074
入浴料 770円 (公衆浴場入浴を含む)
定休日 なし
営業時間 6:00~21:30