村井説人の日記

WBS2.0への参加、そして今思うこと。

少し遅くなったが、前にApple Store銀座で開かれたWBS2.0(主催者feedpath小川氏)に講演者として参加した。
そこでは、feed(RSS・ATOM)がもたらすWEB世界について話をした。
キーワードは情報循環モデル。
村井はこれを「P/A/Rサイクル」と読んでいるが、そのサイクルをまわすことでより使い勝手の良いWEB環境を構築する事ができると考える。

「P」とは「Publisher」つまりRSS/ATOMをFeedするブログのようなツールのこと。
「A」とは「Aggregator」つまりfeedされたコンテンツを効率良く見つけ出す検索ツールのこと。
そして、
「R」とは「Reader」。これは検索ツールを使って見つけたコンテンツを恒常的にしかも簡単に更新状況を読むことができるツールのこと。
つまり「gooブログ」→「gooブログ検索」→「gooRSSリーダー」→「gooブログ」のサイクルである。

ホームページ(以下HP)とブログの根本的な違い、それは、書き手が何も意識しないで「feed」と言う仕組みを使いこなしていること。
もちろんブログはHPに比べ、「SEO」に強い、や「簡単に投稿できる」など様々な魅力を持ってはいるが、その裏にある仕組みが、次世代のWEBを作り上げる基礎となっていることはあまり知られていない(もちろん知っている人もいるが)。

「feed」、そして「タギング(orラベル)」。その次に来る「アノテーション」(←村井が勝手に次に来ると思っているキーワード)。
ひとつのコンテンツに様々な付加情報をつけることで新しいWEBの世界ができてくる。

ユーザーが使いやすく、楽しく遊べる環境を提供すること。そしてその裏で様々な新しい概念を付加することでより充実したWEB世界を作ることができるようになること。今、その仕事に携われることに、心から感謝している。

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