今は、アメリカにいます。
アメリカでは多くの友人が日本の状況を聞いてきます。皆心配してくれています。
ありがたい事です。
今回の災害対応から僕は、多くの事を学びました。
その一つに、「海外との関係性」がありました。
昨晩USローカルテレビ見ていたら、特別番組で日本の「原発事故」についての特集がありました。
驚くことに、東京にいるときには見ることができない写真や映像が、その番組内では多く流されていました。特に、爆発後の原発施設の中の写真や、そこで作業をしている人達の映像は、見るに値すると思いました。
そして、
「何故、当事者である日本国内に住む人が、この写真や映像を今まで見てないんだろう・・・。」普通にこの番組を見ながら思いました。
恐ろしいことなのですが、海外に出てみて改めて、日本国内で流されている情報がまさにコントロールされているもの、限定的なものであることが分かりました。
さて、
今、アメリカでは、トルネードが猛威をふるっています。既に数十人の方が亡くなり、町自体が壊滅状態にあります。津波で被害を受けたエリアとまさに同じような状況が連日報道されています。オバマ大統領は、今日現地入りするそうです。
日本で震災対応をしている時、
日本以外の多くの人たちが日本を励まし、支援してくれたことを思い出します。そしてそれは今も続いているから本当に頭が下がります。一方で、今世界では、新たに災害が起きています。
今回の経験から、我々自信も、国内の事象ばかりではなく、できる限り外に目を向けて、積極的に苦しんでいる人たちを励まし、支援できるようにすることの必要性を強く今感じています。
それと同時に、
日本の情報の少なさも、もしかしたら海外に目を向けることで、自発的に解消できるのかもしれないとも思っています。少ない情報を「国・メディア」のせいにするだけでなく、我々自身、積極的に海外に目を向けることで少しかもしれないですが、必要な情報を手にいれることができるのではと思っています。
今はアメリカにいます。
この歳になっても色々なことが学べるんだなとつくづく思います。
こんな環境にいることができることに本当に感謝です。
いろんな事にありがとう。
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