精霊ルビス伝説（中）読んだ 感想・妄想

これで残すところ下巻のみとなったな。
漫画版も気になるが…やはりいのまた氏の絵がいいなぁとぐずっみる。

今回は間に数日はさんで読んだせいか、またなんとも。
とにかく場面描写が丁寧で、脳内に豊かな情景が浮かぶんですなあ。　今回は、山村の暮らしとかな。
とにかくこの作品に限らず、ドラクエ本編・外伝をアニメ化して欲しい、今日この頃…。

で。
相変わらずルビス様、こええよｗｗｗｗｗｗ
（一族の面汚しめ！！）とかｗｗｗｗｗｗ
（許さない！許さない！）　（嫌よ嫌！絶対に嫌！！）　（あんなやつ、○○してしまえばいいんだわ！！）　とか、なんかそういう…。
しまいにゃ、イデーンの破滅の危機だってのに、自分を巡って争う男たちを愉快がるとか。
ま、事実上の逆ハーだからな…。　
やっぱりキャラみんなドロドロしてるよなあ…　特に女性キャラがな…ｗ
自分も女好きな女としては考えるべきところは多いのだろうが、女もあれから時代とともに変わった気もするし、なんか分からんｗ


結局、誰が原因でもなく、もともとオーブは噴火に向かっているってだけのことなのかな。
お告げとか神託ってそもそもの意味が曖昧なんだけどさあ、
たとえば「世界が滅ぶ」っていうお告げは、それを防ぐための対策をしろってことなのか、
結局誰が何をどうしようと世界が滅ぶことが宿命的に決まっている（＝じゃあ何も知らないままでいいんじゃ…）ってことなのか、この作品に限らず、たいていの場合よく分からん。自分は。
リアル身近にも運命論者「的な」人はいるけど、そういう人たち本人からして、なんかよく分かってないフシがあるし…。

そんななかで、誤解が誤解を次々に招き泥沼化し、ほぼ自爆に近い形で五大家は戦乱に向かうのですか。
それはそれは、なんともモヤッとな感じでございまして…。

あ、あと上巻の感想で書き漏れてたんだけど。
散々勝手に邪推してた内容についてだけどさ、
勇者ロト誕生以前から、やはり「そういう風潮」はあったのだねぇ。

・世の変革に「英雄」は必要だが、変革後は不要になる
・いやむしろ邪魔なだけ
・英雄は王になってはいけない　国は長く続かない

…やはり、ロトの血筋はのちに、そういう扱いになるべくしてなったのかなと…。
ちなみにタクティクスオウガでも、自分（デニム）は王になってはいけなかったもんなぁ。
少年の心を持ったオッサンの夢をぶち壊す、なんともリアルだと思いますわ。


───唐突だけど、クリプトカリオンかっこいいよねー！
ダト兄×ディアルトかなと思ってたけど…　それは今後の展開まで持越しかな。
あまりにディアルト・ルビスのカポーが、リア充すぎてｗｗｗｗｗｗ
なんなんだよあの、クソリア充どもｗｗｗｗｗｗ　（やはり女をオトすには乗り物か…）
のちの魔王さまに、リア充　世界とともに爆発しろ、っていう憎悪が生まれてくる経緯は、納得ｗｗｗｗｗｗ

ダト兄と、嫁を盗られたクリプトと、このさい2人で結託して欲しかったんだがねー。
早くも両者の（誤解による）ガチバトル始まっちゃうんですかねー　なんかもったいないですねー。
ダトとクリ（）と、どっちが年上なんだ？
クリ×ダトでもいいような気がしたんだけどな、一瞬。