~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

ドラマ「明日の約束」

2017-11-10 | TV・ドラマ感想
このドラマを見て、思ったこと・・・。

何で、うちの母親とそっくりな母親が出てるんだ!?

やることなすこと、日向の母親と流風香の母親がそっくりでびっくりした(笑)
なんだろうなぁ・・・。今、ああいう母親増えてるのかな?
日向の息苦しさが、自分の感じてる息苦しさや閉塞感とそのままリンクしてしまう。
うちの両親二人ともそうだったけど、自分達の思い通りにならないと、本当に、突然、怒り出すし、母親なんて、私が電話で話していたら、突然、怒鳴りながら部屋に入ってきて


くだらないことばかり話してるんじゃない!!


といって、友達と話してる最中に、勝手に、電話切られたりしたし・・・。
今と違って、携帯がなかったし、自宅の電話でも子機のなかった頃だから、仕方ないのかもしれないけど・・・。
中学生くらいまで、電話使うのに両親の許可を取らないと、電話すらさせてもらえなかった。
友達から電話かかってきて、ちょっと、滑舌の悪い子の対応をした父親からは・・・


何言ってるか分からないようなやつと友達なのか?


と怒られたり・・・。なんか、両親の友達の基準というのが、よく分からなかったのを覚えてます。
とにかく、仲良くなった友達に関しては、よく言われたことがなく、付き合うなと言われたことしかなかったような気がします。
まぁ、これが、虐待親の特徴といえば特徴ではあるのですが・・・。中学2年までは、親の顔色を伺いながら生活してた気がする。
でも、あるとき、このままだと両親と同じような人間になると気付いて、自分の考えを持つことで「自分」というものを持てたと思う。
そして、それからは、考えることをやめなかった。その代わり、私は、自分に起きてることを自分に起きてると認識できなくなったけど・・・。
その症状が少し進んでしまい、もう一つの人格ができそうになってしまったこともある。
早めに気づいたので、先生に相談して完全に人格ができてしまう前に統合することができたけど、相談する人がいなかったら多重人格になってたと思う。
別人格が出てしまったとき、記憶がなくなる。でも、周りからは、こうしてた、ああしてたと言われるけど、全く記憶がなかった。
そのときの不安感は半端じゃなかった。信頼して相談できる先生がいて、本当によかったと思う。
日向は、心理学を勉強することで自分を変えようと努力した。そんなところも、自分自身とリンクしてしまう理由だろうと思う。



今、[毒親]という言葉が使われ始めているけど、たまに、普通の人のいう毒親と虐待親のような深刻な毒親の見分けができづらいと思うことがある。以前、ネットで知り合った子と話をしてて


彼女が依存してきて困る


と相談されたことがある。母親と共依存だった流風香は、普通の依存と深刻な病的依存のどちらの依存なんだろう?と分からなかったことがある。
どちらの依存なのかで、当然、アドバイスは違ってくるから・・・。その子がいうには、病的依存だというので、病的依存の対応策を話したら・・・

冷たすぎる!!

と言われました(笑) でも、病的な依存なんでしょ?と言ったら、そこまでするほどではないとのこと・・・。
なんでしょうねぇ・・・ 病友さんと話をすることが多いので、深刻な話に慣れすぎているからかもしれないけど、普通の人の相談を、どこまで真に受けていいのか分からないことが多々あります。
そういう意味では、スクールカウンセラーの日向の仕事は、このドラマにはぴったりなのかも・・・。
こういうドラマができるということは、毒親に育てられた子供が増えていると言うことなのかなぁ・・・?

なんだか、母親の介護を通して、世間の見方を知ってしまったからか分からないけど、このドラマを見て、社会の閉塞感で心が窒息しそうだと感じる流風香です。


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