~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

ドラマ「ストロベリーナイト」

2012-02-07 | TV・ドラマ感想
毎週、このドラマを見ているのですが、なんか、今回の内容は考えさせられましたね。

殺人をしたら、死をもって贖わなければならないのか?

それとも、

やり直すチャンスを与えるべきなのか?

なんか、主人公の主任(役名忘れた)の最後の言葉が、私にとっては、ズシッとくるものがありました。
息子が自殺するのを知っていて止めなかった元警察官の父親に対して、息子が付き合っていた女の子が、
どういう目に遭っていて、どんなことで悩んでいたのかを教えた上で言った

苦しんで、苦しんで、
からっからに枯れるまで苦しんで生きてもらいます!!


という言葉…。この言葉の意味、すごく、よく分かる。私にも、そういう風に生きてもらいたい人がいますからね。
主人公の主任の言葉の中にもあったけど、人は、殺したいと思いながらも、それを理性で抑えながら生きているんだよね。
この世の中、殺したいと思う人の一人や二人いてもおかしくない時代ですから…。でも、その理性を越えて、未成年だから…
とか精神異常者のふりをして刑を軽くしてもらってる人がいるのも事実だと思う。私だって、殺したい人がいますけど、
殺したら、私の人生、棒に振ることになるし、殺したい相手は、もう、殺す価値もないようなどうしようもない人だから、
そんな人を殺したところでどうにかなるものでもない。

殺すかどうかは、選択の問題なのか?っていうことも考えてしまいました。人間って、感情的になると理性を失う。
そして、殺人を犯してしまうこともあるけど、それ以外にも、計画的な殺人、変質者であるが故の殺人、他にも
いろんな殺人の形があると思うけど、加害者に対する処罰って理由によって裁判の判決が違ってくるよね。でも、

人間に人を裁くことができるのだろうか?

という気がしないでもない。ていうか、そんな権限があると誰が決めたのか?って気もする。もちろん、日本に住んでる
限り、日本の法律に従って生活しなければならないし、犯罪を犯せば、日本の法律を基にして罰せられるのが当然だと思う。
ただ、人は、相手の考えてることが分からないのに、どうして、殺人者を罰することができるのだろうか?という気もする。
死刑制度なんかも、いろんな考え方があるけど、元警官だった父親の言ってた

人を殺したら、殺されて当然

というのも被害者の気持ちを考えたら分かる気もするんだよね。この考え方が正しいのかどうか?考えさせられました。
たぶん、殺人者でも、殺人を何とも思わない人と悔やんでる人もいるはず…。殺人を何とも思わない人を更生させるのは、
恐らく、難しいだろうとは思うけど、もし、更生したとしたら、その人にとって死刑より生かされることの方が苦痛のはず…。
残虐な犯行を犯した犯人ほど、更生したら生きることが苦痛で死んだ方が楽になるはず…。悔やんでいる人にとっても
「殺人者」という十字架を背負って生きていくのだから、かなりの苦痛のはず…。私は、死刑制度がいいのか、悪いのか、
正直分からないんだよね。ただ、殺人を犯したら、生きることの方が苦痛だと思う。

それなら、死刑制度に反対なんじゃないの!?

と言われそうだけど、悔い改める傾向のない人を社会に野放しにするのもどうかと思うんだよね。私が、死刑制度がいいのか
どうか判断できないのは、人間が裁くということは間違いがあるということも考えられるわけで、実際、冤罪事件などもある
わけですよね?そう考えると、

死刑制度は、どうなのか?

という気もするんですよ。私の考え方としては、ひどい殺人を犯した人で、死を怖がってる人には生きることを、何が何でも
生きようとしてる人には死を与えた方がいいのではないか?と思う。つまり、犯人が怖がってたり、嫌がってることを罰として
与える方が効果的だと思うんだけど、どうなのかなぁ…?

ちょっと、難しい話になりましたが、本当の正義って、どんなのが「本当の正義」なんでしょうね。そんなことを感じた愛里
でした。