「年賀状、当たったのがあったら、郵便局に行くついでにもらってきてやるぞ。」
父にそう言われて、年賀状お年玉くじの当たり番号をチェックしました。
教師という職業柄、教え子たちとの年賀状のやりとりも多く、自分の分だけで約500枚、妻のも合わせると700枚近い年賀状をいただきます。チェックするのも大変なのですが、毎年下2 ケタの切手シートは何枚も当たるので、今年もまた10枚くらいはあるのかなあと思いながら、当たり番号のチェックをしました。
4等の「29」が5枚。「70」は・・・なんと0枚。500枚なら10本前後の当たりが見込まれるのですが、今年はその半分しか当たっていませんでした。あまり切手を使う機会もないので、別にどうってこともないけど、ちょっとだけ運が悪い なあといやな気持ちにはなりました。
一応、3等の当たりも調べてみました。すると「5635」があったのです。これにはびっくりです。下4ケタということは、1万枚に1本の割合でしか当たらないはずですから、とんでもないことが起こったような気がしました。
3等の賞品をインターネットで調べてみると、おいしそうな食べ物があるわあるわ、どれを選べばいいのか分からないくらいでした。ご当地グルメのオンパレードで、果物の産地のスイーツのセットやら、各地のカレーやラーメンの詰め合わせ、その他、とても決められないくらいの品々でした。妻とも相談しましたが、まだ迷い続けています。
そう言えば、20数年前にも下4ケタで当たったことがありました。その時は「見えるラジオ」なんてワケの分からないラジオでした。下3ケタに当たりがあった時にも、グルメセットが当たったことがあります。よく考えれば、500枚も年賀状をいただけば、20年に1回の割で当たるの です。と言うことは、人生、まだチャンスがあるということになります。
今が転機と一大決心をした今年は、きっといい年になりそうな気がしてきました。「銀座千疋屋オリジナルのふんわりやわらかなバームクーヘン」「ホテルニューオータニ東京の料理長を務めた福島正八の、国産原料にこだわって作られたプリンの詰合せ」「フランス「ル・コルドン・ブルー」の一流シェフ監修により生まれた濃厚な味わいのチーズケーキの詰合せ」「福島正八の、有機果実、有機砂糖を使用したオーガニックジャムの詰合せ」「全国の繁盛ラーメン店の味を店主監修のもとに作り上げたラーメン12袋セット」「麺の国・讃岐で丹精こめて作りあげた、コシのあるうどん20束」「紅ずわいかに、ふかひれスープの詰合せ」「横浜本牧のジューシーな牛肉の旨味とスパイスの効いた中辛のカレー6食セット」「神戸北野のコクのあるビーフシチュー6食セット」・・・まだまだ他にもたくさん種類があります。どれにしようかなあ。
これを読んだ人、メッチャうらやましいだろうなあ。