ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2023 北海道ツーリング5(6日目)

2023-09-26 23:26:19 | 2023北海道ツーリング道央道北
2023 北海道ツーリング5(6日目)
森の中の道道 道道巡りでクッチャロ湖から富良野へ

<9月6日>
 曇りの天気予報どおりクッチャロ湖は朝から曇り空。僕の体もなんとなくだるさを感じ、3日続けてのキャンプの疲れが出てきたようだ。また今日も頑張らなくちゃとばかり、タンクバッグに忍ばせたチオビタゴールドを1本ぐいっと飲んで気力の注入をしました。




 いつものパンとスープとコーヒーの朝食をすませ、ダラダラと準備をしていたため、時間がどんどん過ぎていきました。そうして、いつもより少し遅めの9時30分にパッキング完成。曇っていた空がいつの間にか青空に変わっていました。




 天気のせいか、チオビタのせいか、なんだか気分も晴れてきて、気持ちよくクッチャロ湖キャンプ場を出ました。
 今日は今までほとんど走ったことのないローカルな道道巡りのようにして南下してみようと思いました。
 テントの中で地図をみて考えたコースは、中頓別から道道120,49,60,101,61,101と繋いで愛別まで行くコースです。
 中頓別から道道に入ると、これがまた実に愉快な道でした。


 森また森で開けたら絶景、そしてまた森また森。しかも誰も走っていない占有道路。ほとんど中高速コーナーに直線路、峠にさしかかるとと中低速コーナーのワインディングロード。道道120のはじめはサイロがあったりしていい感じ。
 歌登から長い天の川トンネル、道道49に入って松山峠を越え、道道60に入って幌内越峠を越えるとしもかわ瑠璃湖。




 パッと景色が開けて長い橋。サルンダムのダム湖にかかる橋です。湖にたくさんの木が生えて、まるで上高地の大正池をワイドにした風景が広がっていました。


 ダム湖を下ると、下川の街に入りました。下川のホクレンで給油し、セコマで北のポテトサンドイッチを買って駐車場で頬張り昼食終了。今夜はホテルのディナーなのでお昼はこれでいいのです。
 下川からは道道101。森の中の高速コースが続きます。道道12に入ったら岩尾内湖。


 ここも絶景です。今回選んだ道道は、素敵なワインディングを自分の一番気持ちのいい速度で走れる道でした。森また森でオゾンたっぷり、バイクで走っているだけで森林浴です。


 再び道道101に入ると、突然の雨。大慌てでカッパを着ました。天気予報は曇りのち雨でした。今までずっと天気が良かったことがラッキーなくらいだったのです。
 とうとうきたか~とこの雨は想定内。中低速コーナーの続く森の中の道道を慎重に走っていると、ものの30分もしないうちに雨は上がり、愛別に着いた時には再び青空も見えていました。ただ、東の空はどんよりと曇っていました。天気予報どおり雨が降っていることでしょう。僕は東の三国峠やナイタイ高原牧場に行くのを諦めて、西にコースをとることに決めていました。西の空は明るいのでたぶんセーフです。
 比布から滝川まで道央道をビューン。雨が降るはずなんだけどと思いながらも、空は晴れているので比布大雪パーキングでカッパを脱ぎました。


 今夜の宿は富良野ですが、芦別でどうしても見てみたいものがあって滝川回りにしました。
 芦別に昔のディーゼル機関車と貨車が鉄橋の上で保存されているのです。
 実際に見てみると、鉄道好きの僕にはたまらなく魅力的に見えました。


 あとはナビに従って昨日予約した富良野ホップスホテルに向かいました。


 久しぶりにホテルでディナーです。ビーフシチューのコースを美味しくいただきました。部屋の窓からは中富良野の町が一望できます。心配した雨も、どうやら大丈夫そうです。
 テントよりちょっと寝心地がよさそうです。キャンプ、できたかも。

※本日の走行 351km
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2023 北海道ツーリング4(5日目)

2023-09-21 23:21:50 | 2023北海道ツーリング道央道北
2023 北海道ツーリング4(5日目)
最北端 オロロンラインで北へ北へ


<9月5日>
 北海道ツーリング5日目の朝を初山別のキャンプ場で迎えました。


 まいったなあ、明け方の猛烈な雷雨。
 4時44分、激しい雨音としっこで目が覚めました。テントの下に草で見えなかったのか窪地があったようで、テントの中が一部浸水していました。荷物を水のない所に移してなんとか対応。明け方からバタバタでした。問題はしっこ。朝まで我慢してたら眠れないし、迷いに迷って、カッパを着てトイレに行ってきました。
 雨は6時頃にやんだのでほっとしました。でも、何もかも湿っぽくなってしまいました。
 パンとスープとコーヒーで朝食をすませ、荷物の整理です。濡れた所を拭き拭きしながらの整理はもう大変。パッキングを終えてキャンプ場を出たのは9時半近くになっていました。


 日本海に沿って北上です。
 オロロンラインの手前の道の駅手塩でのトイレ休憩は必須です。


 オロンルイ風力発電群は何度見ても圧巻です。この4月で廃止になるはずが延長されたのですが、なんだか増えているような。気のせいかなあ。僕がオトンルイのパーキングを出ようとした時、昨日のエストレヤの女性が入ってきました。軽く会釈をしてバイクを走らせました。




 続いて北緯45度のNモニュメント。モニュメントの前にバイクを停めて写真を撮っていると、エストレアの女性が通り過ぎて行ったかと思うとすぐにバイクを止めてUターンをしてモニュメントのところにやってきました。




「ここだったんだ、北緯45度。このバイク(僕のZ650RS)が停まってなかったら見逃してしまうとことでした。」
 僕の真緑のバイク、結構目立つみたい。そこへ昨日手塩であったドゥカティの女性がやってきました。やっぱり僕たちを見てモニュメントに気づいたそうです。
 オロンルイでもNだも、なぜかついてくるのはエストレヤの女性とドゥカティの女性。今日は女難の相、違った、運のいい日かも。
 Nモニュメントからはひたすら大地を貫くように走るオロロンライン。これぞ、北海道~というような道です。


 ノシャップ岬にちょいと寄って、目指すは日本の最北端宗谷岬。




 もう10回以上数えきれないくらい来ていますが、毎回感動します。






 13時近かったので、最北端食堂でホタテラーメンを食べました。僕、毎年食べているような気がします。


 奥さんのお土産を買って、もう一度マミリン(間宮林蔵像)に挨拶をして宗谷岬を出ました。


 猿払からオホーツクを離れ、今まで一度も走ったことのない道道139号で豊富に向かいました。雰囲気のいい森の中の一本道。道道を走る旅というのもいいかもしれないなと思いました。
 豊富の温泉は油田採掘中に涌き出た温泉で油の香りのする珍しい温泉で、道北に来たらぜひ入りたい温泉です。また今年も入れる~とワクワクしながら森また森の中速高速コーナーの続くワインディングをただ1台僕だけで走っています。今まで知らなかった道道、気分最高だね。


 R121に入ると視界の全てが牧場の直線路。豊富町大規模草地牧場です。気を抜くと3桁km/hになってしまうような道でした。危ない危ない。
 そうして走った約60km先のワクワクの豊富温泉。ん?駐車場がら~ん。「休館」の貼り紙が・・・。


 言葉が出ませんでした。
 それから道道84で50kmあまり先のクッチャロ湖に向かいました。ここも高速コーナーの続く森の中の素敵なワインディング。危ない、危ない。
 あっ、シカだ!。あっ、キツネだ!。速度を緩めること13回。エゾシカ7頭、キタキツネ6匹、みんなかわいい顔して道端できょとんとしていました。もう、楽しすぎて豊富温泉休館のショックを忘れました
 浜頓別のセコマで食料を調達し、17時少し前にクッチャロ湖キャンプ場に着きました。


 暑くもなく寒くもなく、目の前には素敵な湖が広がっています。最高のロケーションです。難点は蚊が多いことでした。


 テントを設営し、蚊取り線香を焚きながらの晩ごはんの男メシ。
 献立は「さとうの麦飯」に「グリコの牛丼」、煮卵の味玉くんに豚汁。そして、食後のコーヒーです。今日もお湯を沸かすだけでできる献立です。




 テントの中は蚊取り線香を焚いているので蚊はいません。ただ、シュラフもジャージも、湿っぽいんだな、今朝の雷雨で。
 体温で乾くね、きっと。

※本日の走行 297km
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2023 北海道ツーリング3(4日目)

2023-09-17 23:39:14 | 2023北海道ツーリング道央道北
2023 北海道道央道北ツーリング3(4日目)
ローカル国道 江別~雨竜/北竜~幌加内 R275で北上

<9月4日>
キャンプの朝ご飯は、菓子パン2つとたまごスープと食後のコーヒー。僕のキャンプの朝はいつもお湯を沸かすだけでできる献立です。




 朝里川温泉キャンプ場を9時に出て小さな交差点左折しようとして・・・、


 ガッシャ~ン

 またやってもうたわ。
 狭い交差点を小さく左折しようとしてバイクを左に倒したら、あらら~で、転倒。これは大変、大荷物を外さないと重すぎて起こせないなあとしばらく思案。そうしたら、後から旧型のマツダボンゴがやってきました。
「すみませーん、起こすの手伝ってくださーい。」
 ボンゴのおじさんが起こすのを手伝ってくれました。思いっきり頭を下げてお礼をしてお見送りしました。
 おじさんと別れたあと、バイクをチェックしたらクラッチレバーの隅に小さな傷がついただけでした。エンジンガード様々です。かっこいいからと思ってドレスアップのつもりで着けたエンジンガードに助けられました。


 実は去年も一度転倒しています。その時ははミラーと心がポッキリ折れてしまいました。ところが今回は心の傷はなし。油断しました。大荷物で重心が高くなってるから小回りやUターンに気を付けると出発前のブログに書いたのにやってもうたわ。バイクにも心にもほとんど傷はなかったので、気を取り直して、回転高めで慎重に再スタートです。
 朝里インターから江別西インターまで高速に乗ってビューン。すぐに気持ちは切り替わりました。
 今回は、今まであまり走ったことのないR275で北上することにしました。
 江別からしばらくは4車線の幹線道路でしたが月形辺りまで進むと交通量は半減し、走っているのはほぼ大型トラックだけになりました。
 途中、旧札比内駅の駅舎があるということで行ってみましたが見当たらず、すぐに国道に戻ってトラック軍団の中を走りました。


 滝川まで走ると交通量は激減し、自分のペースで快適に走れるようになりました。これが北海道です。
 お昼も近くなってきたので道の駅田園の里うりゅうでピットイン。ところが、レストランがありません。10kmほど先に北竜の道の駅があります。


 道の駅サンフラワー北竜で蕎麦ちらしセットを食べました。蕎麦を口に入れた瞬間、うまい~と思いました。さすが蕎麦どころ幌加内の近くです。ちらしは海鮮丼でしたが、こちらもうまい。北海道、いいわあ。




 地図で旧沼牛駅を発見。旧札比内駅のリベンジです。駅舎が昔のまま保存されていました。プチ鉄ちゃんの僕、こういうの好きなんです。




 そして、幌加内。幌加内と言えば蕎麦畑です。
 白いきれいな花は終わってしまいましたが、一応広大な蕎麦畑を見てみようとそばの花展望台に寄ってみました。なんで砂利が敷き詰めてあるんだろうね。転けそうになったじゃん。朝のこともあるので慎重に慎重にバイクを進めて、広々とした見渡す限りの蕎麦畑を眺めました。視界のほとんどが蕎麦畑。圧巻です。


 幌加内からR239で西に向かい、苫前へとバイクを進めました。誰も走っていません。しかもヴィーナスライン並みの美しい景色の快走路。それがなんと54kmも続くのですから愉快でたまりません。さらに走っているのは僕一人。自分の一番気持ちのいいペースで走ることができるのですから、この道は本当にいい道わあ。気持ちよすぎです。
 苫前からはR232で北上です。16時を過ぎていたので、苫前ベアもオロロン鳥もパスしました。去年も走っているし。
 セコマで食料を調達して初山別のみさき台キャンプ場に到着しました。人気のキャンプ場なので先客がいっぱいでした。時を同じくしてキャンプ場に着いた名古屋のエストレヤの女性ライダーと空いた狭いスペースを探し、僕はバイクに近い混み合ったテントサイトの狭いスペースに荷物を置き、エストレヤの女性はほとんどテントのない奥のスペースに荷物を運んでいました。


 晩ごはんは昨日とほぼ同じで、中華丼とたまごスープですが、サンマの缶詰をやめてカットパイナップルを加えました。


 晩ご飯を食べていたら、空に立ち込めた雲がパアッと赤く染まりました。なんとも幻想的な空です。空全体が淡い赤色の雲に覆われたような感じです。西の方を振り向いてみると、きれいな夕日が輝いていました。


 食事を終えたら、キャンプ場併設の初山別温泉に入って、今日の疲れを癒しました。


 明日、天気がよかったら最北端宗谷岬を目指します。

※本日の走行 309km
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2023 北海道ツーリング2(3日目)

2023-09-14 23:20:07 | 2023北海道ツーリング道央道北
2023 北海道ツーリング2(3日目)
自然の美 洞爺湖~羊蹄山~小樽朝里川でキャンプ


<9月3日>
 東横INN苫小牧を出て、まず向かったのが登別。苫小牧中央インターから登別東インターまでは高速でビューン。快適、快適。オレ、今北海道を走ってる~。


 登別へ行けばもちろん温泉です。
 ババンババンバンバン!登別温泉の日帰り入浴施設さぎり湯で朝風呂。さすが日本三名泉の一つ、登別の湯。あさからいい気持ちです。贅沢だなあ。






 登別温泉を出てオロフレ峠を越えて洞爺湖に向かいました。コーナーが気持ちいいわ。峠の展望台にバイクを停め、遠くに見える羊蹄山を眺めました。、美しすぎる~。


 洞爺湖に向かう途中でどうしても気になるのが昭和新山です。緑の山々のなかにただ一つ褐色の山が目立ってます。去年も行ったけど、また来ちゃいました。地球の息吹を感じます。


 お昼が近かったのでここでごはんを食べることにしました。食べたのは去年と同じ溶岩カレー。溶岩の味はしません。溶岩の味、知らんけど。濃いめの普通のカレーです。






 洞爺湖はサイロ展望台からの眺めがいいと何かに書いてあったので行ってみました。やっぱりいいわあ。東の美幌峠、西のサイロ展望台だね。


 洞爺湖を見たら次は羊蹄山です。麓の真狩村へとバイクを進めました。


 ところが、村のお祭りでバイクが停められません。係の人の誘導に従って、狭いでこぼこ道の道端に停めることになってしまいました。その道端から道の駅方向へ少し歩いて羊蹄山の美しい姿をよ~く見ました。真正面に美しい羊蹄山。その姿をしっかりと目に焼き付けてダートの道を出ました。


 R393で毛無峠に向かいました。気持ちのいいコーナーの続くワインディングですが、先頭が白バイだったので制限速度走行。
 小樽の街が一望できるという毛無峠。変な名前だなあ。僕の髪も薄くなってきたし、この名前、笑えんわ。




 一度峠を下りて麓のセブンイレブンで今夜と明日の朝の食料を調達しました。今夜の宿は、朝里川温泉オートキャンプ場です。


 16時30分頃に着いたので、のんびりモードで設営です。僕一人だけ?と思ったら名古屋ナンバーのセローがやってきました。結局、中年男2組だけでした。


 晩ごはんは、温めるだけのごはんに温めるだけの中華丼、お湯を入れるだけのたまごスープとサンマの缶詰め。そして、食後のコーヒーです。結構豪華?な献立です。僕がやったのはお湯を沸かしただけだけど。




 その後は、奥さんや友達とメールのやり取りをしてのんびり過ごしました。
 テントの中は暑くもなく寒くもなく快適です。この時期の北海道、キャンプをするには最適な季節かもしれません。

※本日の走行 245km

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2023 北海道ツーリング(1日目・2日目)

2023-09-12 23:24:31 | 2023北海道ツーリング道央道北
2023 北海道ツーリング(1日目・2日目)

 今年もまた9月1日から10日までの日程で北海道ソロキャンプツーリングに行ってきました。

1 旅立ち 敦賀~苫小牧
<9月1日>

 13時30分、母と妻に見送られて豊田の自宅を出発しました。


 名神高速集中工事で一宮JCTあでの区間でノロノロ走行になりそうなので、東海環状道~東海北陸道の美濃加茂回りの大回りに迂回して敦賀まで行くことにしました。そのため例年よりも早めに家を出たら、その後の名神高速~北陸道も全コースすいすい走れて、予想よりかなり早い到着になりました。
 出発して90kmほど走った東海北陸道川島パーキングでパッキングのチェックをして、一宮JCTから名神へ。集中工事で対向車線は渋滞していましたが、西行きはスイスイ。久しぶりのロングラン、そして快適走行でいい気持ちで高速道路を走りました。
 伊吹パーキングで一休みしました。バイクから降りたら暑いこと暑いこと。いい天気で伊吹山がくっきり見えました。


 休憩がてら食べたのは伊吹牛乳ソフトクリーム。冷たくておいしかったけれど、どんどん溶けてきて、手がベトベト。トイレに駆け込み、手を洗って、ついでに用をたして伊吹パーキングを出ました。


 北陸道も集中工事で車線規制をしていましたが、ペースは落ちることなく、ここもスイスイ。
 この先ガソリンスタンドがないので高いこと承知で賤ヶ岳サービスエリアのENEOSで給油しました。Z650RS、燃料タンクが小さいから頻繁に給油しなくてはいけないのです。いいバイクなのですが、これだけがたった一つの欠点かなあと思っています。レギュラー、なんとリッター205円。高くても入れないと走らないし。
 北陸道敦賀インターで出てR8バイパスを少し走れば敦賀フェリーターミナルです。23時55分出航なのに17時前に着いてしまいました。


 手続きを済ませ、駐車場の見える2Fのロビーでくつろいでいました。すぐにバイクが3台入ってきて、4台になりました。きっと20台くらいになるんだろうなあと思いながら外を眺めていました。
 19時になり、ターミナルの軽食コーナーでラーメンチャーハンセットを食べて、またロビーへ。


 とにかく、ひま~~~。
 22時30分を過ぎました。なんだろうね、フェリーに乗る時のあの緊張。なんとバイクが予想よりはるかに多くて4~50台はいました。その多さにちょっとびっくりしました。






 23時15分、バイクの乗船が始まりました。僕は3番目だったからまだ広々とした車両甲板の中を走ったので気が楽でしたが、後の方の人は先に入ったバイクだらけの狭い所に停めなくてはならなくなってちょっと大変そうでした。


 バイクを停めると、1日分のお泊まりセットを持って5F客室に向かいました。乗船券のQRコードが部屋のキーになっているのでそのまま予約したステートAの部屋に行き、部屋に入って荷物を置いたらすぐにお風呂へ直行しました。フェリーに乗ったらまずお風呂。これが僕の流儀なのです。




 風呂から出たら、北海道限定のガラナ(コーラ)でスッキリさっぱり。プロムナードでコーヒーを飲みながら、離れていく敦賀港の灯りを見ていました。しまった、微糖のつもりがブラックを買っちゃいました。我慢して飲みました。




<9月2日>
 フェリー旅はとにかく暇なのです。ほとんどの時間を部屋の中でだらだらごろごろと過ごします。しかも洋上でスマホの電波は✕だからつまらない、つまらない。
 でも、面白くないことはない。なんてったって非現実の船旅ですから。暇すぎるけど。
 目が覚めてスマホを見たらまだ6時44分。また寝たけど7時20分に起きて、レストランが開く8時00分に朝ごはんを食べに行きました。
 海の見える席に座ってタブレットをチョンチョン。クロワッサンとサラダとゆで卵とコーヒーのモーニングセットでお腹を満たしました。10時前に、苫小牧発のフェリーとすれ違うということでデッキに出たら雨が降っていました。


 プロムナードに戻り、カフェの窓側の席に座り、美味しいコーヒーを飲みながら窓越しに対向するフェリーを眺めました。高速船なのであっという間に行ってしまいました。


 レストランの昼食は11時30分に開きます。混む前にと思い、お腹は減ってないけど、お昼ごはんにしました。
 北海道らしいイカ丼を注文しましたが、メニューには福井イカと書いてありました。それほどこだわってないので別にいいのです。イカソーメンととろろの絶妙な組み合わせはなかなか美味。美味しすぎて、お腹が減ってないのに完食です。


 13時からはアダムスファミリーの、あまりおもしろおいとは思えなかったアニメ映画を観たり、午前中と同じようにごろごろしたりして、暇と退屈を楽しみました。


 お風呂に入ったのは午後4時。ちょうど津軽海峡を通り抜けている時です。新日本海フェリーには小さいながらも露天風呂があります。津軽半島と下北半島半島を眺めて露天風呂のつもりでしたが、先客が3人。仕方が無いので内湯の窓越しに眺めました。


 シャンプーしてシャキっとし、17時30分に早めの晩ごはんを食べました。楽しみにしていたジンギスカンがメニューから外れていました。予定してたものが無いと迷うものです。迷いに迷ってハンバーグセットにしましたが、とてもジューシーで美味しくいただきました。


 デッキに出ると渡島半島の恵山が見え、夕日とのコントラストがとても素敵でした。


 フェリーは予定より15分早い20時15分に苫小牧東港に着きました。


 苫小牧東港から苫小牧市街までは国道を走って20kmあまりです。「僕、今、北海道を走ってる~」なんて思いながらバイクを西に進めました。
 21時ちょうどに、予約しておいた東横INN苫小牧駅前に着きました。
 明日の天気はなかなか良さそうです。いよいよ北海道放浪の旅、冒険の旅のスタートです。

※2日間の走行 233km
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