例年、4月の入学式の頃には散り始める桜が、今年は10日になってもまだ美しさを保っています。おそらく、咲き始めてしばらくした時期に寒い日が続いたため、散るのが遅れたのだと思います。
9日の金曜日、通勤途中の渋滞時に、豊田スタジアムの西側、国道の橋を渡って市街地に 向かうところで、「まだきれいに咲いてる」と思い、クルマの窓から写真を1枚撮ってしまいました。
毎日、子どもたちの登校前に学校に着くようにし、校門に近い交差点で安全な横断を見守りながら、「おはよう」と声をかけて、子どもたちを迎えるのが僕の日課になっています。運動場の南側の道路に面した交差点なのですが、そこからも学校の桜が美しく咲き誇っているのがよく見えます。この日は、カメラを持って子どもたちを 迎えに出ました。通学の列の切れ目の、ただ立っているだけの時間に、運動場南側の桜をカメラに収めました。そして、さらに来客用駐車場で美しくさいている桜をちょっとアップぎみで、写真を撮りました。
近くで見れば、緑の葉が出始めていますが、まだまだ当分の間、美しい 桜を見ることができそうです。そして、僕は桜の花びらが散っていくときも好きなのです。中学1年生のとき、理科室から見える桜の木々から舞うように散っていく花びらを見て、まるで雪のようだと感動した覚えがあります。だから、秘かに桜が散るのを楽しみにしているのです。