5月31日、シネマサンシャイン姶良で上映中の「家族はつらいよ2」を見てきました。この映画を見ようと思ったのは、映画を見た人のブログの感想から高齢者の私には参考になりそうだと思ったからでした。
この映画は山田洋次監督による喜劇で、映画「家族はつらいよ」の続編として製作されたもので、前作の家族の数年後の家族構成に設定されて、出演者も引継がれているようです。
高齢者の主人公(橋爪功)はマイカーでの外出を楽しみにしているが、車の傷が目立ちはじめ、高齢者の危険運転を心配した家族が、運転免許の返納を画策するが、主人公は応じない。主人公の妻が海外旅行に出かけ、主人公は独身貴族になったつもりで、近くの居酒屋の女将と食事に向かう途中に、偶然、数十年前に別れて行方不明になっていた同級生にあう・・・
その同級生は破産と離婚のため、73歳になって現在もガードマンで生計をたて一人暮らしをしている。近くの同窓生が集まって、同窓会を開き再会を喜びあう。その夜は主人公の家に泊めてもらうが、翌朝は突然死している・・突然死のため警察の立ち合いで事情聴取が行われ、死体は警察が引き取り、葬儀は親族がいないため、市役所の福祉関係者と葬儀社のみで行われる予定であったが、主人公の呼びかで主人公の家族と同窓生も駆けつける・・
高齢者にとって切実な問題である、運転免許の返納と無縁社会をテーマにした喜劇であったが、今後どこでも起こりうる深刻なテーマを喜劇として、ユーモアを交えながら演じられており、見に行って良かったと思っています。
5月31日のタイムスケジュールを紹介します。(6月は変更される予定)