セネガル日和2

アフリカ最西端の国、セネガル共和国での日々の出来事(2009.4~2010.3)

忘年会

2009-12-12 | 日記
 セネガルの日本人会には大使館、JICAセネガル事務所、一般企業に勤める方、またその家族を含めて約100名の会員がいる。さらに隊員を加えると160名弱の日本人がセネガル国内で生活していることになる。
 その日本人会の行事の一つに忘年会がある。ダカールのホテルのパーティー会場に約90名もの日本人が集まると、もうここがどこだかわからなくなる。ビュッフェ形式の料理をいただきながら、テーブル対抗○×クイズにビンゴゲーム、参加者による日舞やタップダンス、ベリーダンスなどの余興に盛り上がる。18歳以下の子どもにはサンタからのプレゼント贈呈もあった。しかし、このサンタ、細身だからなのか、飾り気がないからか、小さい子どもたちはぎゃんぎゃん泣いていた・・・。
 サンタと言えば、セネガルはイスラム教徒が95%も占める国のため、クリスマス前だからといって街の様相にこれといった変化はないが、12月25日は祝日になっている。さすがノッポル(お休み)好きのセネガル人、そういうところはちゃっかりしているのである。

[写真:忘年会場に突如、現れたサンタ。(プロレスラーではない)]

セネガルの動物園

2009-12-12 | 日記
 おとといからダカールに来ているが、午前中の時間が空いたので動物園に行ってみることにした。入場料は350Fと格安である。だからなのか、園内を案内するパンフレットも案内板、動物の名前を示すプレートもない。見学者各々が「これは○○っぽいな」などと想像を膨らませなければならない難易度「高」の動物園だ。
 入ってすぐの鳥舎の鳥達は空腹と見えて我々の歩く歩幅に合わせてグワグワとわめきつつ付いてくる。よく観ると中のほうの羽がボッキリと折られている鳥がいた。逃がさないための策なのか・・出だしからかなり痛々しい。次に覗いたのはチンパンジーの檻。いきなり手を突き出してマイマ(ちょうだい)ポーズだ。無視していると、アゴを突き出しあっかんべーを繰り返す。よせばいいのに夫が同じポーズをすると腹が立ったと見えて檻内を走り回り、コーナーの柵を揺すりながら奇声を発しだした。挙句、立ち去ろうとする我々に砂をかけようとする始末。隣りのチンパンジーも柵から箒の柄を突き出すなどしてかなり暴力的だ。小さい子どもは連れていかない方がいいだろう。あとの目ぼしい動物はライオン、ハイエナ、トラ、陸ガメ、アナコンダぐらいだろうか。どの動物も疲れた目をしていた。1時間ぐらいで園内を回れるお手軽散歩コースだ。普通の観光に飽きた方はどうぞ。

[写真:網の壊れたところから顔を突き出す鹿っぽい動物]

動物園② 餌

2009-12-12 | 写真
 自分の身長より高く積まれたパンってなんだか不気味だ。
 写真の小猿がカリッというラスクのような音を立てて愛おしそうに食べていた。