現在、黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館、2Fオープンギャラリーでは、
たこあつこさんによる「たこあつこの土鍋展」を開催いたしております。
たこあつこさんの土鍋と一緒に、たこさんが作られたお皿やカップ、箸置きなども。
壁面には、壁掛けの作品もあり、まさに「たこワールド」がいっぱいの展示となっています。
展示された作品は、触っても結構です。
販売もいたしております。(作品の裏側などに値札があります。土鍋はふたをあけると、ふたの裏側に値札があります)
見て、触れて、堪能し、作品をお持ちかえりもできる展示となっております。
土鍋によっては、ふたを「ぱかぁん」とあけると、裏側に絵柄があるものも。
ぜひ、あけてみてください!!
食卓をイメージして展示。
あぁ、こんなお鍋でお料理すると、ほっこりしますね。
お正月をむかえたり、家族やお客さんを呼んで、囲むのも楽しそう!!
たこあつこさんの陶器は、あつみがあって、おおらかな形。
さわるとぽつぽつと土を感じさせ、なぜか懐かしく感じる質感があります。
作品によっては、布地のような質感のものも。
絵付けは、パステル調のやさしい配色(白黒のものもあります!シックでカッコいい!!)。
動物や植物のかわいい絵柄は、心をなごませてくれます。
アウトラインには、ヘラなどで「すっ」とかいたへこみがあり、
きれいなラインとわずかな陰影が、絵付けの色や形に楽しい深みをあたえます。
展示期間は、2018年1月31日まで。入場無料。
開館時間は、9時~17時30分(入館は、17時まで)
火曜休館。年末は、12月29~31日が休館。
お正月は、1月1日から開館いたします!(三が日は開館いたします)
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP
たこあつこさんの紹介をいたします。
1974年、富山県高岡市生。
1998年、陶芸を始める。
富山県射水市「陶房匠の里」にて制作。
2004年、自宅に電気窯を設置。
制作現場を自宅に。
現在、結婚後、自宅兼工房を富山県射水市に移す。
自宅は「夫の建築設計事務所」、「陶芸工房」、「ギャラリーガラスのピラミッド」の3つの看板があり、
県内外で活躍する様々なジャンルの作家も紹介している。
陶器との「長くおつきあいをする」ためのちょこっとマメ知識♡
・陶器は水をよくすいこみます。使い始めは、毎回水に浸して使うとよいそうです。
「土鍋」の場合は、初めて使うときは、水が染み出たり、汚れがつかないように「目止め」を行います。
小麦粉一掴みを入れ弱火で1時間煮た後、冷めるまでおきます。
鍋肌の細かい気泡にでんぷん質がしみこみ、割れにくくします。
火にかける前、鍋底はぬらさないようにします。ぬれた状態で火にかけると割れることも。
使い終わり洗った後は、完全に乾かしましょう!
・汚れやにおいは水を入れて煮るととれたりします。
・磁器やうるしなどの器は、陶器の上におきましょう。他の器を傷つけないために大事です。
・作品としての土鍋や器は、一生もの。自分の人生のストーリーと一緒になり、よりかけがえのないものへと変化します。
だから器が割れても、残しておきたいもの。たとえ使用できなくとも、愛でていたい。。。
そのような時は、「金継ぎ」でうまれかわることもできるかも。
まずは、職人さんや作家さんなどに相談するのもよいかもしれません。