何とも良い景色に出会いました・・・
滋賀県甲賀郡水口町杣中
杣川から滝川という支流が直角に流れており
その付け根の土手に大樹があり
根元にセンゲンサンが安置されています。
水神となったセンゲンサン・・・
おそらく富士垢離という川を利用した行事を伴う信仰故の解釈・・・
嘗てはここで富士垢離という行事が行われていたようですが
河川改修で垢離場が無くなり水垢離は行われなくなりました。
冨士浅間講のセンゲンサン自体には「宝暦拾三歳/六月日」とあり
もはや江戸に富士講が存在していた時期。
注連縄が張られ、真新しい板塔婆が立てられていました・・・
巨樹の根元のの石仏さん・・・、あちこちでよく見かけますが
ここの景観は何とも捨てがたいものがありますね。
本当、此処は良いですよね~
私も何か分からず周りの風景に溶け込んだセンゲンさんを撮ったのを思い出します。大峰信仰の役の行者さんのようなシンボルみたいなものかなあ~
この辺りでは浅間さんは水神として意識されているようで
関東の方ではそのような事は無いようです。