先日の高校の同窓会の手土産、いつもながらにつまらない物だろうと思っていました。妻がこれ使うと言い出しました。
いつもは食器棚にあふれているグラスを見ながら断捨離を考える奥様が使う!こりゃあなんだと思い手に取ると、氷を入れたのに冷たくない。さらに書類の上に置いても水滴が付かない。「真空断熱構造のタンブラー」と言うらしい。世紀の発明だと騒ぐも、ネットを見ると沢山出ていました。それにしても凄い!
理屈はこちら↓
まず結露は、
空気中にある一定量の水蒸気が冷やされて水となり、生まれるものです。
冷たいコップの表面などは空気とふれあっており
そのふれあった部分の水蒸気が冷やされて水になり、結露と呼ばれます。
真空断熱構造のタンブラーは
タンブラーの内壁と外壁の間が真空上になっており
外壁に内部の温度が伝わりにくいようになっているため
外壁が冷たくならず、結露が起きません。
真空状態だと、熱を伝えるモノ(分子)が存在しないので伝わりにくいという
イメージでよいと思います。