
皆さん、こんにちは。川崎です。
今回ご紹介するのは、南米はチリとアルゼンチンの南部にまたがるパタゴニア地方です。
パタゴニアは、かつて大きな足の部族[パタゴン族]が暮らしていたため、彼らの住む土地ということでパタゴニアと名付けられたようです。
美しく、雄大な自然のパタゴニアには、魅力あふれるポイントがいくつも存在します。
その中から今回は、ペリト・モレノ国立公園、パイネ国立公園、そしてエル・チャルテンをご紹介します。
[ペリト・モレノ国立公園]
ペリト・モレノ氷河がある世界遺産ロス・グラシアレス国立公園は、アルゼンチン側パタゴニア観光の拠点であるエル・カラファテからは車でおよそ2時間の距離です。
しっかりと整備された、いくつもの展望台からは氷河全体が見渡せ、「生き続ける氷河」を実感できることと思います。
また、アルヘンティーノ湖を遊覧するボートからは、およそ80mの高さを誇る大迫力の氷河を間近にご覧いただくことができます。
氷河の崩落が起こりやすい2月~4月頃がお薦めです。
[パイネ国立公園]
パイネ国立公園はチリ側に位置し、広さが24万2,242ヘクタール(北海道の3分の1)あり、アンデス山脈の一部で、高さは2,000m~3,050mです。公園内には、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)やトーレス・デル・パイネ(パイネの塔)といった岩峰をはじめ、グレイ湖、トルコブルーのペオエ湖といったすばらしい自然があり、通常の大気汚染観測器では数値が出ずに測定が不可能なほど、澄んだ空気に満ちています。
[エル・チャルテン]
エル・チャルテンは、フィッツロイ観光の拠点となる人口2000人弱の小さな村ですが、毎年多くの登山客が訪れるため、宿泊施設は充実しています。
フィッツロイ峰(3405m)は、チリとアルゼンチンの国境にあり、頂上は針のように尖っています。フィッツロイは別名チャルテンと呼ばれ、南部大陸氷原に隣接し、その影響で雲が発生しやすく、いつも山頂付近には煙を吐いたように雲がまとわり付いています。そのため、先住民のインディヘナは、「チャルテン(煙を吐く山)」と呼びました。
どちらもハイキングやトレッキングコースが有名な場所ですが、歩かずとも素晴らしい景観がご堪能いただけます。
12月にはパタゴニアでご覧いただく皆既日食の旅を設定しますので、落ち着きましたら、ゆったりとした時間が流れるパタゴニアへ是非お越しください。
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