(氷点下67.8℃の碑)
シベリア北部のヴェルホヤンスクは、世界最寒の地(氷点下67.8℃、南極を除く)として
小学校で習いますが、2006年1月にも氷点下66.7℃を記録しています。
そして今年7月、ついに、現地の気象観測所の水銀計は、
歴史上最高気温35.3℃を記録しました。
(ウィキペディアの1977年に記録した猛暑記録37℃は間違いです)
その差、何と102℃!
札幌でも近年なら最大50℃くらいの差ですが、3ケタとは恐れ入りました。
ところが、観測記録を分析したロシアの気象専門家は、
近くこの記録も破られると予測しているそうです・・
地球温暖化の話は排出量取引とか胡散臭い話がいつもつきまとうので
うんざりするのですが、ちょっと怖い話が・・
ロシア国立気象学研究所オレグ・アニシモフ教授は
“現在 永久凍土の溶解が加速している。
この為の対応、何らかの対策が必要である”と発表したそうで、
永久凍土の面積が21世紀に20%減少し、
シベリアでは永久凍土の上に立っている建物の基礎部分の崩壊が
観察されているそうなのです。
カナダやアラスカでは永久凍土地帯にはほとんど建物がないので
さして問題はないのですが、ロシアではそこに原子力発電所が建っています。
ソ連製の原発・・・
考えたくないですね。
「地球温暖化を防ごう」と声を上げるよりもまず
「氷の上に原発をつくるな!」とロシアに突っ込みをいれたいところです。
涼しい話をと思いましたが、
かえってイライラの益す話になってしまい申し訳ございません。
(照沼)
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知らない事がたくさんあります。
地球って不思議ですね。人間もしかり。。
それなりに大きな島が海を動くってことですね。
けっこう凄い話ですね!