地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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モーリシャスの旅

2016年05月20日 11時55分50秒 | セイシェル・モーリシャス

こんにちは。横倉です。

今年も大通ではライラック祭りが始まりました。

 

さて、3月(もう2ヶ月も前ですね…)はもモーリシャスに行ってまいりました。

最近よくTV番組でも取り上げられています。

 

モーリシャスは16世紀までは無人島でした。

その後、ポルトガル人が『到達』し、オランダ、フランス、イギリスが入ってきます。フランス領時代(イル・ド・フランス)には労働力の確保のために奴隷制度が作られたという悲しい過去もありますが、1992年3月12日に共和国として独立しました。

 

 

 面積は約2045平方キロメートル(東京と同じくらいの面積)。小さな国です。まだあまり日本人の観光客の方がきていない場所ということもあり、ツアー中はバックパッカーの方を含め、日本人とは会いませんでした。

島ということでマリンスポーツをする方向けと思う方も多いかもしれませんが、泳がない方もぜひ訪れていただきたい場所です!

 

まずは、ヘリコプター遊覧。写真はお客様からご提供いただきました。

中央の山は、世界遺産の一つであるル・モーン山です。

 

 

 

シャマロンでは、不思議な地質を持つ、七色の大地へもご案内させていただきました。

場所によって土の色が異なり、お天気によっては七色に見えることからこのように名付けられました。

今はしっかりと管理され、ここかた土を持ち出すことはできないため、実際に試すことはできませんが、研究者の方がこの土の違う色同士を集めて混ぜたところ、数ヶ月経つと、不思議なことに土が分かれ、同じ色同士になったそうです。

同じ敷地内で飼育されているゾウガメ。セイシェルからやってきました。

テーマは『ゾウガメたちの井戸端会議』です。どんなお話をしているのでしょうか。

 

また、ヒンドゥー教の聖地であるグラン・バッサンにも行きました。

私たちが訪れた前の日にヒンドゥー教のお祭りがあったため、周りはまだお祭りの飾りつけの跡が残っていました。

モーリシャスのヒンドゥー教の方にとって、ガンジス川に変わる最も神聖な場所です。

 

モーリシャスは入植者として入ってきたヨーロッパ系の方と労働者として上陸したインド系、アフリカ系の方々の子孫(クレオール)が多いため、信仰している宗教は様々です。

町を歩いたり、通過ですると、だいたいの町にはヒンドゥー教寺院、教会、モスク、仏教寺院の内2つはあります。両施設ともあまり離れてはおらず、モスクの1ブロック先に教会がある、という町も少なくありません。学校も基本的に宗教関係無く通っています。お互いの信仰にはあまり干渉せず、同じ町で暮らしているようです。

 

ポートルイスのショッピング街。傘の飾りつけが可愛らしいです。

また、こちらでは自由時間をお取りさせていただき、ご希望の方でブルー・ペニー博物館のご見学をお楽しみいただきました。

丁度出発の数日前に某TV番組でも取り上げられていた「幻の切手」を見学。写真撮影不可のため写真はありませんが、運よく原本にライトが当たる時間に訪れることができました。

幻の切手は、なんと1枚6億円!日本の切手収集家としても知られる金井宏之さんから寄贈されたものです。

 

さて、来週からウェールズに行ってまいります。

次の旅の報告はもう少し早くアップしたいと思います。

(横倉)

 



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