地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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本場ポルトガルのカステラ

2008年05月10日 18時10分40秒 | ポルトガル
室町時代にポルトガルの宣教師たちによって長崎にもたらされたカステラ。
ポルトガルでは、その当時は砂糖や卵が大変貴重であったため、
貴族や宗教関係者など裕な人々だけが口にすることができた贅沢なお菓子で、
一般の人々は復活祭やクリスマス、結婚式などの日だけに食べることができました。
その後、日本に伝わるとスペインのカスティリャ王国の名前で呼ばれ、
それがカステラという名前の由来となったようです。

今もポルトガルでは、カステラの原型となったといわれる
卵の黄身をたっぷりと使ったパン・デ・ローがいたるところで製造されています。各土地によって作り方が異なるため、それぞれ食感も違いますが、
今回はポルトガルで最も美味しいパン・デ・ローが食べられる場所を
ご紹介したいと思います。

ポルトガル中部の城壁都市オビドスの郊外にアルフェゼロ村という小さな村があります。
通常カステラというと、パサパサとした食感を想像されるかと思いますが、
ここアルフェゼロ村のカステラ(パン・デ・ロー)は、わざと生焼けにして、
カスタードクリーム状の中身を楽しむ、程よい甘さに作り上げています。
特に「シンデレラ・デ・アルフェイゼリョ」という喫茶店のパン・デ・ローは
地元の人々にも大変人気で、焼きたてのパン・デ・ローを求めに来る多くの人々で
連日、賑わっています。
今年のポルトガルのコースは10月に設定しました。
有名観光地ばかりを巡るのではなく、地元に根付いた場所を訪れるのも、
旅の良い思い出となることでしょう。

(川崎 大地)写真:ポルトガルの『歴史的な村』マルヴァオン(マルヴァン)

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1 コメント

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はじめまして! (さだ丸)
2008-05-11 22:39:22
はじめまして、さだ丸と申します。

人気ブログサイトで貴ブログを知り、訪問いたしました。

読むだけでも現地の雰囲気を感じられる記事がいいですね。カステラはスペインの王国の名前から由来しているのですね。勉強になりました!

事後報告で申し訳ありませんが、以下のURLにて、貴ブログを紹介させていただきました。

http://www.diet30.net/archives/72610.html

それでは、今後とも宜しくお願いいたします。

(追記)人気ランキングをクリックさせていただきました。
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