アフリカ最大のローマ遺跡～レプティス・マグナ

こんにちは。中村です。
2月のリビアの旅のご紹介が間延びしてしまいましたが、
今日はレプティス・マグナのご紹介です。

レプティス・マグナは、リビアが誇るアフリカ最大のローマ都市遺跡です。
ここは、紀元前７世紀ころから、カルタゴから移住した
フェニキア人の植民都市として発展したと考えられています。

カルタゴがローマによって、滅ぼされた後、ローマ人の大量入植が始まり、
１世紀～２世紀には、歴代のローマ皇帝が巨大な記念碑を建て、威厳を誇示したり、
豪華な浴場を建設し、最盛期を迎えました。
また、レプティス・マグナ出身のローマ皇帝（セプティミウス・セウェルス帝）も
輩出しました。


セプティミウス・セウェレス帝の凱旋門。
こちらはレプリカです。



ハドリアヌス帝の浴場。
浴場は市民の憩いの場、娯楽の場でした。



セプティミウス・セウェルスのフォーラム。

メドューサの彫刻が実に印象的です。

つづく


（中村 亜希子）

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