地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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橋の町・コンスタンティーヌ

2010年10月11日 17時18分01秒 | アルジェリア


元々、サリム・バティムの名で呼ばれていたヌミディア人の集落は、ギリシャの入植民の助けを借りて、紀元前3世紀頃に都市を意味するキルタと名称を変え、ヌミディア王国の首都となりました。
その後、キルタは北アフリカでも有数の大都市となり、1万人以上の騎兵隊を持つまでになりました。

しかし、ローマ帝国との戦争に敗れたヌミディア王国は、ローマ帝国に支配されましたが、立地的な重要さからローマ帝国の北アフリカ諸州の中でも特別な都市と考えられていました。
その後、キルタは戦争によって莫大な被害を受けたので、313年に新しく再建され、皇帝コ
ンスタンティヌス1世の名をとって「コンスタンティーヌ」という名になりました。

のちにヴァンダル族、東ローマ帝国、アラブ人、オスマントルコ帝国に支配されていきますが、今では中世の町並みを残す古都として知られています。
また、地形的な理由から4本の釣り橋が架かり、その中でも最も有名なシディ・ムシダ橋は、幅6メートル、長さ160メートル、高さは175メートルもある非常に美しい橋です。
街のいたる所に撮影ポイントがあるので、写真好きな方にもおすすめの町です。

アルジェリアの旅は3月1日発11日間です。
(西川 太陽)

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