地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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チリが世界に誇る野生の花園「アタカマ砂漠」

2008年12月04日 17時35分40秒 | アルゼンチン・チリ&パタゴニア
みなさん、こんにちは。川崎です。
美しい紅葉の季節が過ぎて、北海道はあっという間に冬の到来ですが、
いかがお過ごしでしょうか?

10月に南米のチリを訪ねました。
ペルー、アルゼンチンなどと国境を接するチリは南北に約4270km、東西に約180kmと
細長いため、一つの国であるにも関わらず多種多様な気候条件がある珍しい国です。
特に北には「世界で最も乾燥した土地」としてギネスブックにも登場するアタカマ砂漠、
南には「未開の土地」として、氷に閉ざされたパタゴニアが大変有名で、
多くの観光客を惹きつけています。

さて、世界には、南アフリカ西部、オーストラリア西部、そしてチリ北西部の
世界三大ワイルドフラワースポットと言われる場所があるのをご存知でしょうか?
一年のうちでたった数週間だけ何も無い乾燥した土地に降る少量の雨や濃霧の影響で、
地中に眠っていた野生の花々の種がいっせいに地表にその花を咲かせるのです。
その3つの中でも群を抜いて広大な面積に咲き誇るワイルドフラワーが、
世界で最も乾燥した土地・アタカマ砂漠です。



海で発生したカマンチャカと呼ばれる、水分が豊富な濃い霧が、
アンデスの山々の間に流れて、乾燥した土地に水分を供給し、
地中の植物を目覚めさせます。



何も無い乾燥した土地なのですが、10月初めのこの時期にだけ
100種類以上の美しい花々が、所狭しと咲き乱れます。
かのナマクワランドをはるかに凌ぐスケールです。



開発されつくした感のあるこの地球で
自然の不思議や驚異を間近に見ることの出来る数少ない場所の一つが
このアタカマ砂漠ではないでしょうか。
来年の秋にもツアーを設定いたします。興味のある方は是非!
(川崎 大地)


写真:『グアナコの足』
他の花は後日あらためてご紹介します

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2 コメント

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はじめましてです。 (けんぶんろく)
2008-12-05 00:51:47
さすがプロの目線はステキなものばかりですね。

自然の驚異の中で何か感じてみたいです。
南米アンデスやアフリカキリマンジャロやマダガスカル、オーストラリアの内陸など行きたいところ一杯です。貴殿のサイト要チェックさせていただきます。
Unknown (川崎)
2008-12-05 18:19:43
けんぶんろくさん
コメントありがとうございます。

チリには、イースター島でも、パイネでも
アタカマでもない、サン・ラファエル・ラグーンという
すごいところがあります。

来年はそのツアーを実現したいと思います。

サイト要チェック!でお願いします。

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