地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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エチオピア万歳!①

2008年03月31日 09時41分35秒 | エチオピア
みなさん、こんにちは。川崎です。
前回はエチオピアの見事な岩窟教会群をご紹介しましたが、
今回はそれ以外の見どころをご紹介します。


上の写真は、「煙を吐く水」を意味するティス・イサットの滝です。
この滝の近くに青ナイルの源流があり、その水は、エチオピア最大の湖・タナ湖を通り、スーダンを流れて、エジプトで白ナイルと合流し、地中海に注がれます。
古代からエジプトは、水不足に悩まされていたこともあり、何度かエチオピアを支配しようと試みた歴史があります。


残念ながら、現在は滝の上流にダムを建設してしまったため、
滝から落ちる水量は全体のたった25%しかありません。
それでも、朝早い時間に出発したため、滝に架かるきれいな虹を見ることが出来ました!



上の写真は、タナ湖にあるウラ教会の様子です。
東方正教特有の壁一面に覆われた壁画が印象的です。
エチオピア正教の壁画は、他の宗派とは異なり、壁画に登場するすべての人物像が可愛らしく描かれているのが特徴です。

ちなみに、エチオピアでは、善人と悪人をどのように区別して描かれているかご存知でしょうか?
正解は、善人は基本的に正面を向いて描かれています。横向きの場合でも、大きな黒い両目が描かれています。
それとは反対に、悪人は、必ず横を向いて描かれ、片方の目しか描かれていないか、又は目を閉じています。


この写真は、第一回の世界遺産に指定されたシミエン山地です。
長い年月をかけて風化した素晴らしい景色はもちろん、この地域にしか生息しない動物(アビシニア狼や、シミエン狐など)がいることも世界遺産に登録された理由です。


この写真は、ゴンダール郊外のファラシャ村入口の看板です。
なぜダビデの星が?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この村はユダヤ教を信仰する「黒いユダヤ人たち」が生活していた場所なのです。
しかし、1991年にイスラエル政府はファラシャ村の住人は本当のユダヤ人であることを認め、ほぼ全ての住民はイスラエルへ移住してしまいました。
今では、アムハラ人(エチオピア北部の一般的な民族)がお土産店を営業してます。(つづく)
[川崎 大地]

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