こんにちは。中村です。
今日は、今年の夏訪れたギアナ高地観光の拠点シウダー・ボリバルをご紹介いたします。
ギアナ高地というと、エンジェルフォールを思い浮かべる方も多いのではと思いますが
ベネズエラ、コロンビア、ブラジル、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナと
6カ国にまたがる高地のことを指します。
世界最大の落差を持つ滝エンジェル・フォールはもちろん、
テプイと呼ばれるテーブルマウンテンも圧巻です。
ギアナ高地観光の拠点となるシウダー・ボリバル。
街の名前は、南米解放の父シモン・ボリバルに由来します。
街の背景には、オリノコ河が流れています。
写真では伝わりにくいのですが、ものすごく流れが早いのです。
街の壁にもギアナ高地が描かれていました。
シウダー・ボリバルの空港には、エンジェル・フォールの名前の由来となった
アメリカ人探検家ジミー・エンジェルが実際に探検に利用した
飛行機が展示されています。
彼は1933年の探検で、エンジェルフォールのあるアウヤンテプイに不時着陸しました。
それから11日間かけて、麓の町カナイマまで降りたのだそうです。
この飛行機は、しばらくはアウヤンテプイに放置されていたのですが、
1970年になって、ベネズエラ軍によって、シウダー・ボリバルへ運ばれました。
(中村 亜希子)
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