地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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『インフルエンザ』症候群

2009年05月20日 17時10分36秒 | スイス
あれだけ、「危険」「危険!」「パンデミック」「パンデミック!」と
騒いでいたマスコミが、
今や「過剰に恐れるな」と無知なる国民を「啓蒙」しています。

これを「マッチポンプ」といいます。


ともあれ成田空港でのチェックが、外国並み(中国を除く)になるのは
とりあえず良かったことです。

タラップを降りるところからカメラにさらされつづけた最初の女性・・
成田に一週間、監禁された人々・・
左巻きの人たちには、こういうときこそ「人権侵害だ」と騒いで欲しかったのですが、
いつもながらの単なる政府批判に終わってしまって残念です。

感染被疑者の拘束なんて、日本と中国(+香港)だけのこと、、、
海外からはどんな風に見られたのでしょう?


今回の騒ぎでインフルエンザの専門家の解説を聞く機会が多かったのは良かったですね。
それでも最初の内は、専門家の「インフルエンザだから大丈夫」という話を遮って、
「強毒性に変異する可能性が高い」とマスコミは繰り返していましたが・・・

マスクやうがいはインフルエンザの予防にほとんど役に立たないことを
何人もの専門家から聞けたことは良かったです。
予防には手洗いしかない。
それでもマスコミは未だ、「うがいとマスク」を言いつづけていますけれど・・

これで欧米の人たちが、マスクをしないことが、単なる無神経だからではなく
合理的であることがわかってよかったです。
(手洗いは徹底させているようです)


マスクは発症者がするもので、日本人の予防マスクは日本の迷信のひとつと
2人ほどの専門化が言っていましたが、迷信も迷信なりに理由があって、大事ですから
国内ではマスクをしても良さそうです。
ただ、日本と中国以外では「奇異」に映りますので控えた方がよさそうです。


世界的にみて65歳以上は感染例がみられないといいますが、
今から65年前、あの終戦の頃、世界で何があったのでしょうか?
誰か、解明してほしいですね!
確かに人間の移動は膨大な規模だったでしょう。
戦争と戦後の混乱で「風邪」くらいでは騒いでいられないって感じだったんでしょうか。


欧州のニュースをネットで見ていたら、秋篠宮殿下と紀子妃殿下のヨーロッパ訪問を
インフルエンザよりも大きく取り扱っています。
紀子妃殿下のドイツ語でのスピーチなど
日本のテレビを見ていたら知る機会がありません。
こういうことを取り上げて欲しいですね。

日本のニュースで気になったのは「ウイルスが死ぬ」「ウイルスを殺す」という表現。
確かまだ生物とは定義されていないのでは?細菌とは違います。
インフルエンザ・パニックをけしかけるのも、かってにどうぞという感じですが、
情報は正確にお願いしたい。


先日、TBSのニュースバードを見ていたら、女子アナが
疾病センターを「しつびょうセンター」と言っていましたので、
(彼女は、最後尾も「さいごび」と言っていましたので例外なのかもしれませんが)
インフルエンザの正確な情報までテレビに期待する方が無理があるのでしょうか?

そういえば昨日の新聞に格付会社ムーディーズが、日本の円建て国債の格付けを
1ランク上げて、日本の外貨建て国債の格付けを1ランク下げて合わせた、と
載っていましたが、未だにムーディーズって! 
本当に懲りていないんですね!
日本は1ドルも1ユーロも外貨建国債は発行していないと思いますが・・・
こういうのって誰が悪いんですか?
新聞を読むほうが悪いんでしょうね。
(照沼 一人)

写真は、秋篠宮ご夫妻が野生のコウノトリをご覧になるために訪れた
ウィーン郊外のノイジィードラー湖国立公園


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