こんにちは!湯田です。
前回の続きです。
注目のギョベクリテペはシャンルウルファという街の近郊で見つかった遺跡です。
シャンルウルファは⼈⼝210万⼈でエデッサの名で知られる旧約聖書の預⾔者アブラハム⽣誕の地で歴史が深い街です。
ウルファ城からの眺め(上)とウルファ城です。ウルファ城からは、シャンルウルファ市内が見渡せます。
聖なる⿂の池でアブラハムが⽕炙りの刑になった際、丘の上から落ちた⽕が⽔に、薪が⿂になった伝説の地です。⼀神教の聖地となっているいます。魚は鯉だそうで、うじゃうじゃいます。。
アブラハム生誕洞窟は、今はモスクとなっていて、男女別れた入口から靴を脱いで入場します。
アブラハムの⺟がこの洞窟に隠れて出産し、7年間ここで隠れて⽣活した場所だと言われています。
ここから湧き出る聖水を飲むと幸せになるとのことで、沢山の方が汲んでいました。
これがナスのウルファケバブです。これは美味しかったですね~!また食べたい!
午後からは、2015年にオープンしたシャンルウルファ考古学博物館を見学です。
この博物館・・・びっくりするほど大きいのです!
そして、ギョベクリテペはじめとする周辺遺跡から出土した貴重な物が沢山あります!
見ごたえがあります。
上は聖なる⿂の池の近くから発掘されたウルファ・マン。
紀元前9000年頃に制作された作品で、「⼈間を実物⼤で表現した最古の像」と言われています。
まだまだ紹介したいのですが、博物館の内部はぜひ実際にツアーに参加されてご覧ください!
次は、エデッサ・モザイク博物館です。
先ほどのシャンルウルファ考古学博物館から徒歩3分程の場所にあります。
部屋の床に描かれていたモザイクが展⽰されています。
モザイクはユーフラテス川から採取された4平⽅ミリメートルの⽯でできています。
アマゾネスを描いた唯⼀のモザイク画があり、狩猟や⼥性戦⼠の⽣活様式が描かれています。
このモザイクの細かさ!美しさ!
そして!メインのギョベクリテペ遺跡です。
世界最古の神殿跡と考えられている巨⽯建造物群と言われています。
小高い丘の上に遺跡がありますが、ここまでどうやってこの巨大な石を運んだ?!等、
まだ謎が沢山あります。
この大きな石には、動物や人間の手等のレリーフが描かれています。
実物では、少し風化していて見づらいですが、博物館にはしっかり描かれたレプリカをご覧いただくことができます。
この場所のすぐ横にもこれから発掘が行われるような準備がされていました。
まだまだこれから面白い物が発掘されそうですね!楽しみです。
最後は、美食の街・ガジアンテップ編です!
それではまた次回!
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