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星星会展(京都文化博物館)

2014年03月23日 21時46分00秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)

四人それぞれの個性が凄かった。
各自が確固たる世界観をもっているのは流石だった。

下田義寛は、絹本なのに、描き方が完全に洋画。
色の感覚が好みではないけれど、独特。
牧進は、モチーフとか描き方は好みではない。
でも、背景が面白い。
余白を埋めるもやっとした感じは惹き込まれる。
竹内浩一はもう、完全に独自の世界。
全てが朧で、現代アートらしい。
でも押しつけがましさもない。不思議な感覚に陥る。

でも、やっぱり田渕俊夫が好き。
色彩の美しさは流石。
黒でも想像される色の世界がいい。
品があって美しく、毅然とした空気がある。
「緑溢れる頃」が素晴らしかった。
溢れ出る木漏れ日を、木の生命力を感じた。
「好日」も良かった。地に足の着いた黄金の世界。




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