６０年代ボルチモア。小太りなトレーシー（ニッキー・ブロンスキー）はダンスと歌が大好きなハイスクールに通う女の子、ＴＶ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出ることを夢見ていた。コーニー（ジェームズ・マースディン）の抜擢を受けた彼女は番組のレギュラー出演し、瞬く間に人気者となる。しかし、まだ人種差別が根強いこの時代に黒人ともフラットに接する彼女は、番組の実権を握るベルマ（ミシェル・ファイファー）ら製作サイドから疎まれてしまう。 . . . 本文を読む
ロンドンで成功したセバスチャン（ステファン・ルソー）は、カナダにいる母（ドロテ・ベリーマン）から父・レミ（レミージラール）が末期癌で入院したことを告げられる。女癖が悪く、口うるさい父を疎ましく思いながらも、母の頼みもあって、最後の時を演出することにする。第７６回アカデミー外国語映画賞受賞作。 . . . 本文を読む
16歳のプレシャス（ガボレイ・シディベ）はスラムで生きる肥満体の女の子。実父のレイプを受けて二度目の妊娠中、母メアリー（モニーク）からは憎しみ対象として奴隷のように扱われる毎日。絶望的な日々の中で、妄想の世界に逃避することで感情を殺して生きていた。代替学校へ追いやられた彼女は、そこで新しい人生を歩み始める。 . . . 本文を読む
ジェイン・オースティン『高慢と偏見』の映画化。イギリスの田舎町に金持ちの貴族・ビングリー（サンモン・ウッズ）とその友人ダーシー（マシュー・マクファディン）がやってくる。一方、田舎貴族のベネット家では、５姉妹の結婚相手を探していた。 . . . 本文を読む