「さよならをもう一度」 アナトール・リトヴァク監督

トラック販売会社の重役ロジェ（イブ・モンタン）と室内装飾家のポーラ（イングリット・バーグマン）は５年来のつき合いだが、お互いの自由を尊重して結婚はしていなかった。ある時ロジェから取引先の富豪を紹介されたポーラが仕事に赴くと、一人息子フィリップ（アンソニー・バーキンス）を紹介される。ポーラに一目惚れしたフィリップは猛烈なアタックをかけ、ロジェの浮気に気付いていたポーラはやがてフィリップと同棲するようになる。ロジェにそのことを知られたことから、関係は複雑にこじれていく。１９６１年。（午前十時の映画祭） . . . 本文を読む

「月の輝く夜に」 ノーマン・ジュイソン監督

未亡人のロレッタ(シェール）は、友人のジョニー（ダニー・アイエロ）からプロポーズを受け承諾する。危篤の母への報告のため、ジョニーが故郷へ帰っている間に、ロレッタは絶好中というジョニーの弟、ロニー（ニコラス・ケイジ）を結婚式に出席するよう説得に出向いたはずが、ふとしたきっかけから、お互い惹かれあってしまうのだった・・・。第60回アカデミー主演女優賞、助演女優賞、脚本賞。１９８８年。（午前十時の映画祭） . . . 本文を読む

「素晴らしき哉、人生！」 フランク・キャプラ監督

世界一周旅行の夢もちながら、父の急死により会社を継いだジョージ（ジェームズ・スチュワート）は、幼馴染のメリイ（ドナ・リード）と結婚し、予期せぬ出来事の連続を乗り切って生きてきた。しかし、ついには数々の不幸が彼を襲い、大金を失ってしまう。彼が橋の上から身投げをしようとした時、先に身投げした老人（ヘンリー・トラヴァース）を助けたところ、「自分は天使である」と告げるのだった・・・。１９５４年。（午前十時の映画祭） . . . 本文を読む

「マイ・バック・ページ」 山下敦弘監督

文芸・映画批評などで活躍する川本三郎の1969~1972年のジャーナリスト時代の日々を綴ったノンフィクションの映画化。全共闘が崩壊、一部の活動家による武力闘争へと進みつつあった1971年、記者の沢田（妻夫木聡）は取材で活動家を自称する梅山（松山ケンイチ）と出会う。先輩記者（古館寛治）が偽物だと言う中、親近感を覚えた沢田は、不信感を抱きつつも取材を続けるのだった・・・。 . . . 本文を読む

七宝きらきら（並河靖之七宝記念館）

何度見ても、いい。今回は紫陽花の作品が見られて良かった。青々としたお庭も良かった。 . . . 本文を読む