サイバラ(小泉今日子)は人気漫画家で二児の母、夫のカモシダ(永瀬正敏)は元戦場カメラマンで重度のアルコール依存症。元気大爆発の子どもの世話に、一家を支える仕事に追われる毎日で、夫の奇行に付き合わされる。ついに離婚を切り出され、カモシダは精神科へ自ら入院、依存症を克服する。しかし、その身体はガンに侵されているのだった。 . . . 本文を読む
大阪で「てれすこ」という怪魚の噂が飛び交っている頃、江戸の遊郭・お喜乃(小泉今日子)が新粉細工職人の弥次郎兵衛(中村勘三郎)に足抜けの協力をお願いしていた。そこで偶然、自殺を図っていた舞台役者の喜多八(柄本明)が加わり、三人はお喜乃の郷里を目指して東海道を旅する。 . . . 本文を読む
14歳のウォルター(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、母に親戚のおじさん二人の家に預けられる。ハブ(ロバート・デュヴァル)とガース(マイケル・ケイン)の二人は、莫大な遺産を持っている変わり者の老人として知られていた。始めは馴染めなかったウォルターだったが、ガースからハブと二人の冒険人生を物語られる内に憧れと尊敬を抱き、自由奔放な母にはない家族としての絆を結ぶのだった。 . . . 本文を読む
大政奉還を見据え、西郷との会談に出向こうとした将軍徳川慶喜の極秘行列が襲撃された。将軍を大政奉還へ説得するため、その下手人を早急に突き止める必要があった。二日間の猶予を与えられ、その下命がなされたのは、なんと新撰組副長土方歳三と坂本龍馬の相反する立場の二人にだった。 . . . 本文を読む
かつて、悪名高きアウトローだったウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、自分を支えた妻に先立たれ、子どもたちと家畜の世話を続けながら、貧しい気の抜けた生活を続けていた。そこへ、若いガンマン(ジェームス・ウールヴェット)が一千ドルの賞金首の話を持って誘いをかけてくる。子どもとの再出発のため、再び銃を持つ決意をしたマニーは、相棒ネッド(モーガン・フリーマン)を伴い町へ向かうのだった・・・。 . . . 本文を読む