小堀遠州が徳川家康に「遠江守」に任じられて400年を記念し、遠州が愛した「中興名物」などの茶道具の名品を中心に、天皇や将軍ゆかりの優品を含む130余点を展覧し、遠州の「綺麗さび」の世界を紹介する。 . . . 本文を読む
東京で別居生活を送る良枝（樋口可南子）と祐次（田口トモロヲ）の下に、幼少の頃、二人で多くの時間過ごした京都の小さな映画館「オリヲン座」から最終興行の招待状が届く。昭和30年代、オリヲン座は館主松蔵（宇崎竜堂）と妻トヨ（宮沢りえ）の二人で運営していた。松蔵は、ある日突然現れた留吉（加瀬亮）を受け入れ弟子にする。松蔵が他界した後、二人はその意志を継ぎ、映画館と共に、長い年月を支え合って生きてきた。しかし、トヨ（中原ひとみ）の死を目前に留吉（原田芳雄）はオリヲン座を閉める決意をしたのだった。
. . . 本文を読む
二つ目の落語家・今昔亭三つ葉（国文太一）は今一つ抜け出せずに悩んでいた。そんな時、ひょんなことから、師匠今昔亭小三文（伊東四郎）について行った話し方講座で出会った無愛想な美人・十河五月（香里奈）、東京の学校に馴染めない大阪少年・村林優（森永悠希）、実況で上手く話せない元野球選手・湯河原太一（松重豊）を相手に、落語を教えることになった。それぞれの複雑な思いが絡みながら時は過ぎ、今昔亭一門会と落語発表会が催される。 . . . 本文を読む
