「竹内栖鳳展後期」
平日に行ったのに、こちらも人だかりが凄くて、辟易。
もっとじっくり落ち着いてみられると思ってたのに・・・。
後期で一番は「惜春」。
あの構図・色彩なんて美しく生き生きしていることか。
この作品を見たのは初めて。
そして「斑猫」。
本物を見たのは初めて。この存在感はさすがだ。
大きいようで小さい。
ちゃんと猫を猫として描いてる。
今にも動き出しそうだ。
他にも「鯖」が素晴らしかったし、大阪歴博の「獅子図」はちょっと意外だった。
「富士図」も栖鳳らしい富士で、良かった。
念願の「艶陽」が見られたのも嬉しい。あの色は本物でなきゃ伝わらない。
「下絵を読み解く」
一気に描いているように見える栖鳳の制作も、
緻密な下絵があってこその完成度なのだと言うことが分かる。
市美術館だからこそできる、貴重な意義のある展示だった。
ただ、何しろ時間が足りなかった。
流石に一日で3つめの展示ともなると疲れてもいるし、
もっとじっくり見たかったな。
最終章に京都画壇の別の人の作品もあって、
もう慌てた。
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