念願の「大家族」が見られて、もうそれだけで満足。
やはり本物は色が全然違う。それに、細かい描写も。
不穏な空気をはらんだ薄曇りの空、そこに降り立つ真っ青な空を切り取る鳥の影。
寄せる波には、その空の色が映っている。
他にも「光の帝国」とか「白紙委任状」とか、
不思議で美しいその絵が好きだったんだけど、
そこに至るまでに、様々な変遷があって、
本当に集大成として、完成されていった絵の数々だった分かって興味深い展示だった。
題名と描かれた絵の意味がさっぱり分からなかったりするんだけど、
それでも、何かを訴えてくる、これは何なのかと考えることを刺激される、
そういう世界が面白いと思う。
ほとんどが初めて見る作品ばかりだった。
「会話術」のアモーレと「旅の思い出」、「記念日」が気に入った。
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