もの凄い映画だった。
かなりの衝撃。圧倒されてしばらく口が利けなかった。
ちょっとした覚悟をもって見るべきだったと思った。
ナタリー・ポートマンは素晴らしい演技だった。
よくぞここまで追い込んだものだ。
そして、周りの面々も良かった。
悪い監督もまとわりつく母親も、何より元プリマのウィノナ・ライダーに驚き。
彼女だとは全く気付かず、エンドロールで名前を見ても、
どこに出ていたか分からなかったぐらい。
実際にはこんな話はないだろうし、
幻覚の魅せるCG映像はやりすぎな所もあるのだけど、
ぞっとするほどの現実味。
世界にどんどん引き込まれていって、息もできない。
どこまでが現実で、どこからが彼女の見た幻覚かを把握するのが難しい。
でもそんなことは些細なことだ。
バレエの演技は色々言われているみたいだけど、
よくぞあそこまで踊れるように見せられたものだと思う。
女優って凄いよなあ、本当に。
でも、やっぱり本物とは大きな差があることは、
「ダンシング・チャップリン」を見た後だけに、よく分かってしまって困った。
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