読書

日本の論点２００７を買う。
まだ５分の１も読んでいないが、様々な日本の論点について
論客が色々な意見を言うのが面白い。
今読んでいるのは、日本と中国の関係について
日本と中国の関係については
その立場によって、その見方が１８０度違うのが興味深い。
親中派と反中派とでは、中国経済の将来の予測についても相当
見解が異なる。
前者は、中国は経済発展も順調に伸ばし、アジア全体のリーダー
シップを取ると書いている。
後者は、中国の経済発展はバブルであるといい、
早ければ、北京オリンピックの前に中国経済が
破綻すると予言する。
ただ、どちらの予言も一致を見せるのが、台湾についての
圧力。
早かれ遅かれ、中国は台湾に対して強い圧力をかけるであろうと
予測をしている。
また、リーダーシップが結果的には幸運に見舞われた小泉政権と違い。
過去にない脅威の中に取り囲まれた日本の政治の舵取りを
心配する識者も多い。

中国脅威論については、桜井よしこさんが過去の日中の在り方から
中国には気をつけろと強く述べているのが印象的。