晴走雨読

山小屋

今回人生で初めて山小屋に宿泊しました。

白馬山荘は収容人員800人の日本一の山小屋。すぐ下にも村営の白馬岳頂上宿舎収容人員400名がありますから、白馬岳がどんだけ人気の山か分かります。

他の山小屋に泊まった事がないので比較ではなく独断になりますが、宿泊した感想など。

白馬山荘はとにかくでかくて、昔の小学校の木造校舎みたいな感じです。







私が宿泊した棟の2階は個室がずら~~~っと100部屋近く並んでまして、山谷や川崎の簡易宿泊所というか、違法建築のアパートみたいな雰囲気?

でもスプリンクラーとかは完備されていて、安全には配慮されてました。







ちょっとおしゃれなレストラン棟もありました。


山小屋の布団は湿気ていてかび臭いらしいとのウワサを聞いてましたが、さほど汚い感じはありませんでした。念のため持って行ったシーツを使いましたが。

食事はごく普通。山小屋としては豪華なのかもしれません。夕食はハンバーグ。朝食は塩鮭やら玉子焼きやら、なかなか豪華。

しかしワタクシ山に登るといつも食欲なくなるんです。高山病のせいでしょうか。頭痛は薬で緩和されるのですが、胃腸薬を飲んでも食欲は湧かず。

この日はすでに白馬大池の山荘で昼食をとった時、カップラーメンが完食できなかった。

夕食はご飯を軽く1杯、ハンバーグは3分の1ほどしか食べられませんでした。

翌朝は更に食欲がなく、ご飯は2~3口、卵焼きと鮭を一口ずつ、梅干しと味噌汁で無理やり流し込みました。

こんなに食べないのでは体力が持つはずがありません。案の定2日目の後半は大変な目にあいました。

山登りでの体力というのは単純な筋力とかだけじゃなく、どこでも熟睡できる神経となんでも食べられアルコールも飲める丈夫な内臓など、総合的なものが物を言う世界だと痛感。うちのカミさんの事ですが。



山小屋では夕食を食べるとなにもする事がありません。天気が良ければ夕焼けを見たり満天の星空を見たりできるのでしょうが、外は相変わらず暴風状態視界ゼロ。

しかたないので8時過ぎには布団に入って寝てしまいました。夜中にふと目を醒まして時計を見るとなんと11時半。いつもならこれから寝る時間です。

白馬岳山頂の夜は長いのでありました。


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