清流を見ながら

川面に映る自然を見ながら時々に思うこと

現場に立つ

2011年11月10日 | 日記
柳田邦夫氏は「現場に立つ」といわれる。災害が起きれば必ずそこに足を運び取材される。これまでの類似した災害から、大きな被害となった源を見つけ出し、多くの警鐘や提言をされてこられた。東日本大震災についても同じだ。これからさらに深く極められた提言が出されるだろう。

「現場に立つ」のはこうした研究をする人ばかりではなく、政治家もそうあって欲しい。現場に立つのは「我が選挙区」だけのように思える。だから視野が狭いのだ。議員となったからには視野を広く持って欲しい。

首長も同じだ。住民を二分する、それも将来永遠に続くであろう問題を抱える時は双方の意見を聞く、場合によっては調整をしたり、自らの考えをはっきり住民に説明すべきだ。なにもしないまま、自分に賛成する側の意見・要望ばかり聞き入れ、対立をあおっているように見える。

その原因は「現場に立つ」ということしないために起きている。現場に立てばきっと解決策は見つかると思う。そんな首長を誰が選んだか、といえばひと言もない。

そこで、選挙に立候補する時は政党員は必ずその組織名で立候補を届け出ることにして欲しい。党員を隠すということは経歴詐称ではないだろうか。隠すのは選挙にあたって都合が悪いからなのだろう。よければ隠す必要はない。

無所属と届け出たら任期中は無所属で通し政党員になることは勿論、その団体の役員にもなれないようにしよう。そうすれば住民目線の自治体へ1歩近づける。思想信条を奪うようにも思えるが「経歴詐称」させないため、選挙民に嘘をつかせないためだ。

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