晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

ULTRAMAN

2005年11月14日 | 映画・DVD
ULTRAMAN
ULTRAMAN

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意外に――なんて言ったら失礼かもしれませんが、期待した以上に面白かった作品です。
まぁ、私の期待値が低かったという説もありますが(^^;
何しろ、「ウルトラマン」というタイトルの作品をちゃんと観るのは初めてでしたし。

ストーリーは割と単純明快。謎の事故に巻き込まれてウルトラマンへ変身する能力を身につけた主人公が、怪獣と戦って平和を守る――というか何というか。すげぇ端折りましたけど、要点としてはそんな感じです。
ウルトラマンに変身するのが、妻も子もいるお父さんで、空自を退官した元イーグルパイロットだとか、怪獣(ザ・ワン)を調査、研究する防衛庁の特務機関だとか、怪獣を追い掛ける女科学者は、怪獣になってしまった男の元恋人だとか、ちょっとグッと来る設定もあったりして。
やっぱり、怪獣と戦うのは自衛隊の任務なんだなぁと再確認した次第です。ただ、平時には赤信号どころか法定速度すら無視できない自衛隊が、警察と一緒に道路封鎖してセスナを着陸させるという、現実問題として可能なの、それ?といった場面もあって、若干微妙ではありましたが。他にも微妙な場面はありましたが、フィクションなんだし、自衛隊を描くのが目的のお話じゃないからいいんですけど。
まぁ、自衛隊が怪獣と戦うためには、前準備の段階から非常事態宣言くらいは発令しとかないと無理っぽい気がします。いや、有事法制が先かな?

ともあれ、特撮ものとしては充分に楽しめました。
特撮やCGのシーンも見応えありましたが、別所哲也さんとか、遠山景織子さんとか、キャストの皆さんが役にピタリとはまっていて、演技に違和感が無かったのがよかったです。


■ULTRAMAN
http://www.ultraman-movie.com/


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