大阪市長選立候補予定者・姫野浄氏からいただいたご回答です。
なお、橋爪紳也氏、平松邦夫氏からのご回答はそれぞれつぎのとおりです。
橋爪紳也氏からのご回答
平松邦夫氏からのご回答
1 「水際作戦」(福祉事務所窓口が相談者に対し、法的に誤った説明をし、申請させずに追い返すこと)について、どのように対応すべきとお考えですか。
b 「水際作戦」はなくさなければならない。
(上記の理由:申請保護の原則は法律に明記されており、日本国憲法第25条に基づくものです。申請権は国民の権利であり、それを奪うことは許されません。何よりも申請拒否によって人命が奪われるようなことは断じてあってはならないことです。)
2 「水際作戦」をなくすために、次のような手段を講じることについて、どのようにお考えですか。
(1) 誰もが手に取れる福祉事務所カウンターに生活保護申請書を常置すること
a 賛成
(上記の理由:最低生活が維持できなければ、すぐに対応する必要があります。必要即応の原則を行政は守らなければなりません。)
(2) 「誰でも申請権があり、申請されると原則14日以内に決定しなければならないこと」を市の広報や福祉事務所窓口のポスターなどで市民に対して周知徹底すること
a 賛成
(上記の理由:行政には教示義務があるため、もっと生活保護のことを市民に知らせていくべきです。 )
3 生活保護に関してお考えのところをご自由にお書きください。
(1)貧困の拡大により、生活保護の役割はますます重要になっています。憲法で保障された「健康で文化的な最低限度の生活」を保障し、真の意味で自立するために、最低生活が維持できなければ誰もが気軽に申請できるようにしなければならないと考えます。
(2)国は生活扶助基準の引き下げを検討しているようですが、これには反対で、むしろ引き上げるべきと考えます。老齢を復活し、母子加算も廃止すべきではありません。
(3)生活保護世帯への夏冬一時金の支給は復活させたいと考えています。