伊賀市のミュージックサイレン、貴重映像!!とその歴史話。

2022-01-11 00:26:32 | つれづれ思うまま
コメントに投稿いただいた知人に教えてもらいました。
これは是非ご覧いただきたい、全国で三台しかないそうで、YAMAHA製で、
63年間流れているミュージックサイレンで、変遷はあれ現役稼働しております。
(場所は変われど…)

ワタシにとって物心ついたころから、
上野産業会館から聞こえてくる日常の「音風景」でした…
今回の動画では「家路」のメロディーは流れませんでしたが
この曲が聞こえたら「帰っておいで」と、
子どもたちにも伝えていたような気がします(笑)。
「時」を伝える音楽だったのです。

因みに
♪午前7時は、ビゼー作曲「ペールギュント組曲」より【朝】のテーマ

♪正午は合唱曲「芭蕉」より【さまざまの こと思い出す 桜かな】

♪午後6時は、ドボルザーク作曲「交響曲・新世界」から【第2楽章・家路より】のテーマ
(現在は鳴っていない?いや、聞いていないだけかな?)

♪午後10時は、ブラームス作曲【子守唄】



貴重なコメントを昔のブログに頂いております、転記します。
『Unknown (ワタナベ) 2021-10-20 01:18:10
現在旧伊賀市役所庁舎で運用されているミュージックサイレンは、
元々上野産業会館に設置されていたものになります。
上野産業会館では、1959年の3月からミュージックサイレンの運用を開始してます。
設置されていた個体は4音分の物でした。
1日に4回吹鳴しており、朝7時と正午に魔弾の射手、
午後6時に家路、午後10時におやすみを吹鳴してました。
また、1982年に上野産業会館から伊賀市役所へのミュージックサイレン移設が決まり、
1959年から1982年の22年、産業会館屋上での運用を終えました。
また、産業会館屋上の個体は、22年も使っていて老朽化もあり、
機種変えを行うことになりました。
伊賀市役所に設置されたミュージックサイレンは、従来の4音分では無く8音分に音階を増やし、
吹鳴する曲目を増やしました。
上野市教育長の主導の元、曲目の選考が行われ、
午前7時に組曲 ペールギュント 「朝」
正午に混声合唱曲「芭蕉 さまざまなこと思い出す桜かな」
午後6時にドヴォルザーク 「第二楽章 新世界より 家路」、
午後10時に「ブラームスの子守唄」が選ばれました。
1983年から本格的に運用がスタートし、2021年現在まで実に39年間運用されています
ちなみに、ミュージックサイレンは1998年に製造中止されており、
2016年には製造元である日本楽器製造のミュージックサイレンを製造していた部門の後継会社の、
ヤマハファインテックでのメンテナンス及びサポート業務を終了しているため、
壊れるまで使うとのことです。
2021年、日本に残っているミュージックサイレンは
第1世代機が大分県トキワ百貨店、旧伊賀市役所の2箇所で、
第2世代機が愛媛県八幡浜市愛宕山の物だけとなっているので、絶滅寸前です。』
ワタナベ様、ありがとうございます。

では、

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