宇流冨志禰神社から初瀬街道「やなせ宿」散策、一ノ井、深野へ。その2

2024-03-06 15:47:45 | つれづれ思うまま
  
宇流冨志禰神社」(ウルフシネ/読みが難しい/名張観光協会HPより)着きました。
そういえば過去(2021年7月)に一度だけハハを連れて来た記憶が蘇り、
その時の写真と混在・順不同になりますが…(なんで名張に来たのかさえ思い出せませんが💦)
   (2021/7/13撮影)

このコがいちばん気になりました…

龍さんなのかサンショウウオなのか、一体貴方は誰?

また、貴重な能面がある⤵と聞きましたが残念ながら見学には「要予約」、飛び込み見学は✖。
≪古くから名張の鎮守神として栄えた宇流冨志禰神社では、
名張藤堂家から寄進を受けた能、狂言面45点を展示しています。
桃山時代や江戸時代の逸品が多く、県の有形文化財にも指定されている≫とのこと。
祭り町人間としては是非再訪問したいものです。

車は神社の駐車場に置かせていただき、いよいよ初「やなせ宿」散策。
(帰ってから一生懸命google mapとにらめっこして振り返り図)
 こんな感じで歩いたのか?
町なかの地図では、ここら辺か…


時間に制約があったため、ともかくひたすら歩くことに努めます。
歩き始めて思ったのは、方向音痴的なワタシには、一人ではおそらく迷子になるだろうということ。
碁盤の目状の上野の城下町に住むワタシにはここはややこし過ぎた、
曲がる川沿いに町並みが出来ており、
おまけに通りを繋ぐために『ひやわい』(路地/陽のあたるあわいさ(間)「ひあわいさ」が語源とか)がある。
この『ひやわい』がなかなかに曲者で、住まなければ到底理解できないほど…
知人の後ろをついて歩くしかない💦

昔むかし、ココへお邪魔した記憶、多分半世紀ほど前…
看板には「鰻」とありますが、「鯉料理」なかったかしらん???
清風亭


蛭子神社/隠市守宮(ナバリイチノミヤ)】
   

【木屋正酒造】
 

【栄林寺】前通過


【旧喜多藤/元料理旅館】
  

【山中家住宅】前を通るとその横に「ひやわい」行く先は…
 
ここを通ると「江戸川乱歩生誕地公園」?
後で違うルートから行きます。
ここが『初瀬街道/やなせ宿』辺り


【やなせ宿】
  
ごめんください、と入ると『駄菓子屋さん』、天井は凄い梁があり、
丁度「お雛さん」シーズンで
  

裏には大きな蔵二つ、一つはレトロ喫茶です。
  
裏には駐車場、目の前に名張川。もう一度地図で確認!
ここから見る花火は最高だそう🎆
  
河原にも下りれるようになっているんです、見に来たいものだなぁ。

ついていくまま、いつの間にかココ
【江戸川乱歩生誕地広場】
  
乱歩氏が書かれている通りの町並みや川の流れを見てきました。
丹塗→にぬりと読むそうな。
そして「ひやわい」を通る…
  
おぉっ、ここに出るのね。
「ひやわい」で上を見たけれど、ほぼ空は見えず、多分自転車も無理だな。
人だけが静かに通る、近道だろうか…

【大和屋】さんを過ぎれば、
確か、あそこはアーケード街、だったはず。


すぐそこには「まちかど博物館」でもある
はなびし庵/角田酒店

店内の様子など、お話もいっぱいしてくれました。
奥さまと家人は同じ古里だった、へぇそんなご縁があったとは…
   

「はなびし庵」さんで見せていただいた宝物は数知れず、歴史の宝庫でした。
その中でもイチオシお宝は…

素敵な笑顔のご夫婦で、ともかく見ているだけでこちらも幸せな気持ちになります💛
誰とでも仲良く過ごしていきたいものです。

名張に多く残る安本喜八の生人形/角田

≪亀八は1860年から5年ほど名張に滞在し、地元の有力者などの注文を受け、
彼らをモデルにした木彫人形を作ったとされる。
現在残るのは、名張の旧町地区の医師だった「横山文圭像」、
荒物商の「岡村甚六像」、酒造業の「角田半兵衛・みか夫婦像」など≫とのこと。
※参考①:情報You「名張に残る生人形」専門家が調査→調査書
長くお話を聞かせていただき、感謝してお店を出るとそこは
 宇流冨志禰神社一の鳥居!

そこに流れる小川を覗けば
  
小さなお魚いっぱい、右往左往。
お水が綺麗だからこその魚たち、哉。

小川沿い歩けば【大手門跡】に出る。そして
 
ぼちぼち時間が迫ってきたので赤目へ出発することに。
とても半日そこらでは何もわからない、ここはまたいずれ同級生にも案内してもらおう。
花火も見たくなったし、ワクワクをいっぱい残して宇流冨志禰神社まで戻りました。


※参考②:「初瀬街道/名張駅周辺
③:「江戸川乱歩をたずねて街歩き」。
④:「やまとひめ(倭姫)巡行地マップ」(東大和・西三重観光連盟HPより)

さぁ、「赤目市民センター」へ向かうこととします。
「一ノ井松明調進」のおはなし、

そして深野へ。

ではまた

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6 コメント

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名張の旧市街 (moni5187)
2024-03-06 20:55:10
当方にとって懐かしの名張の旧市街、の名所のご案内ありがとうごさいます。
その昔、伊賀神戸から名張に向かうと大阪は真西、という思い込みがあって、大阪線が東西に走っていて、
桔梗の街は駅の南に、名張の街は駅の北側にあって、R165号も東西に走っていると錯覚していた時期があります。
町並みが碁盤の目で無くとも、ナビが無くとも、それで困った事は無かったと思います。

公式サイト等などが、回線速度の飛躍的な向上のおかげで「華麗に見せるページ作り」になってきたのは確かだと思います。
ネットの前身のパソコン通信の黎明期、フロッピーディスク1枚分のデータ(1.2M)をダウンロードするのに、
1時間は掛かっていました。写真1枚120Mとして、今は一瞬出で出ますが、当時の回線速度では120M/1.2M=100時間で、
4日と4時間は掛かる計算になります。
返信する
約1時間半では (kuro&hana)
2024-03-06 22:05:44
なかなか落ち着いた散策とは行きませんでしたが、もう一度行った時はきっと迷いながらでも歩けると思います。地図は読めるはずなので💦
「はなびし庵」さんでお話を聞かせていただき、江戸時代にお伊勢参りをすることが人生の一大事業であったことなど、その資料が残っているなど、テレビで見たことのあるようなものばかり…目の前で見られて良かったです。
地図を進行方向に向けないと進めないタイプなので困ったもんです💦

フロッピーの話、確かに現在の写真サイズなら1枚にも収まりませんよね、技術の進歩もさることながら辛うじてついて行けてる自分を少しだけ褒めてあげたいと思いますわ。

moni5187様、いつもコメントありがとうございます。
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間違えていました (moni5187)
2024-03-07 00:24:42
当方も最新の話にはついて行けなくなったようで、大間違いでした。
写真一枚120Mもある訳がなく、ブラウザのメモリー使用領域=写真のデータ容量だと間違っていました。
宇流冨志禰神社の鳥居の写真は489kBで、フロッピーに2枚は入るかと。当時の回線速度では25分は掛かる計算です。
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訂正 (kuro&hana)
2024-03-07 00:42:27
ありがとうございます。
数字のことはさっぱりですけど、今は大いに楽ちんになった、ということで有難いです。

moni5187様、計算感謝いたします。
返信する
もう名張通ですね (dawn)
2024-03-07 18:09:09
kuro&hanaさんの詳細レポートには、いつもながら感服いたします。

今から十数年前になりますが、旧細川邸やなせ宿のワンデイシェフの店へ食事に行ったことがあります。こうした毎日出店者が変わる取組みが今も続いているのはとても貴重なことかと思っています。

木屋正酒造さんは日本酒「而今(じこん)」でブレイクしましたが、なかなか伊賀市名張市で飲めるところがなく、津駅近くの店で味わったことがあります。伊賀市名張市でも販売してもらえるといいのですけどね。
返信する
通ではないですよ💦 (kuro&hana)
2024-03-07 18:16:58
散策中にいろいろ聞いた話はまとまらず書けていませんので…
そうそう「而今」の話も聞きました、本店でも飲めず滋賀県で販売していたとかの噂だとか(笑)。

みなさまにいろいろ補足していただいてなんとか体裁が出てくるというか、情報いただきこちらこそ感謝いたします。

dawnさま、コメントありがとうございます。
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