しあわせな生き方のつくりかた

自然素材、国産木材にこだわっている女性設計家が、建築、環境、健康、子育てを通してしあわせに生きる答えを探します。

もうすぐ地方選挙です。

2007-03-30 20:26:12 | 平和

今日のニュースで、入間の自衛隊基地に、対弾道ミサイルが配置された、ということを知りました。
驚きました。
ちゃくちゃくと、武装体勢を整えているこの国の本当の目的は何?

イラクでの支援活動を合法化させているイラク特別措置法があと2年の延長を予定しているということにも私は理解が出来ません。

実は、アメリカ軍の支援をしている、ということは周知の事実です。インド洋でガソリンの補給を支援しているそのジェット機が、アフガニスタンやイラクの市民達の上を飛び、命も心も脅かしている、そういうことを報道されることはありません。

これまで、どれ程の市民が、対テロの戦いの名目の元、殺されていったことでしょう。
間違いなく、日本の支援はその一旦を担っている訳です。

北朝鮮や中国が武装を強めたから、という理由で日本の軍事費はますます上がっていきます。
戦闘機、ミサイル、挙げ句の果てには、あのクラスター爆弾までもアメリカから輸入をしている、というニュースも以前流れてきて驚いたことがありました。

今、地球のことを考えるとそんなことをやっている場合ではないはずなのですが、人は戦争をやめません。

なぜ?
世界は永久戦争を求めているといいます。
どこかの遠い国での。
流される血は、他人のもの。
莫大な軍事費の影に渦巻いている欲望。
こんなことが許されて良いはずがないのに。

私はなんといったって、戦争に加担するのも参加するのもイヤです。
北朝鮮が攻めて来たらどうする?
本気でそんなことを考える前に、話し合いを続けていくことを選ぶべきではないですか?
困窮しているのは、北朝鮮の中で貧困にあえぐ大人達や子供達。
彼等にその武器を使うということです。

今年の選挙は、まさに日本がどちらに行くのかを問われる選挙になります。
民主党も憲法改正(改悪!)については同じように思えてしまう。
だからといって、私は共産主義者でもない。

でも、真剣に考えて行かなくてはならない、大切な選挙であることに間違いはありません。
まずは地方選挙。自分の大切な1票を絶対に無駄にだけはしないようにしたいです。


イラク ホ-プ ダイアリー

クラスター爆弾

美しい家

2007-03-29 19:53:34 | 建築
友人の設計した長崎の家です。
20代からの友人で、私にとっては先輩になる設計士さん。

梵建築工房の設計する家はこれまで、何度も賞を受賞しています。

勾配の緩い天井に張られた杉の板が美しい。

外と内の境目を曖昧にすること、屋根の勾配を緩やかにすること、そういう手法を使うことで切り妻の日本家屋が違うフォルムを持ちます。

空間をどんな風にきりとるのか、天井の高さや部屋と部屋のつながりをどんな風にしつらえるのか、設計士の手腕が問われる所です。

お施主さんが見つけた古い建具は江戸時代のものだそうです。

彼は、長崎でコーポラテイブハウスを建てた経験もあります。
カンボジアでは、木の学校を作るプロジェクトに参加していて、学校の設計も担当しています。
こちらでは、寄付も受け付けていますので、是非ホームページから詳しい内容をご覧になってみてください。

梵建築工房

http://www.bon-arch.jp/index/whatnew/frame-i-house.html

模型展のお知らせです。

2007-03-24 23:43:31 | 建築

来る4月5日(木)から4月24日(火)まで新宿OZONE 6階にて、88人の建築家による模型の展示会が開催されます。
私も、登録建築家の一人なので参加いたします。

100個の模型が一同に介するこの機会、なかなか面白いので、いらっしゃってみませんか?

OZONEのサイト
http://www.ozone.co.jp/

甘い香りのミモ沙さん

2007-03-24 16:17:21 | 暮らし
暖かい日、窓をあけて仕事をしていると、なんともしあわせな香りがただよってきます。
ある時は、リンゴの、ある時はキャラメルの、それはそれはうれしい風の贈り物なのです。

なんということでしょう!・・・お隣はケーキやさんなのです。

2年前にオープンしたこのお店は、住宅街の中にこっそりあらわれたのです。
おいしさに誘われて、ひとづてにお客様が集まってきます。

昨年、80を越えた叔母と母を囲んでクリスマス会を開いたお話を書きましたが、その時デザートにいただいたのがこのお店のデコレーションケーキでした。

普段、あまり洋菓子をいただかないという85才の叔母が、こんなに大きなケーキをすっかりきれいに平らげたのは始めてよ、と喜んでくれました。

そう、軽くて、クリームもすっきりしていて、美味しいのですよ。
今日はちょうどバースデイケーキの写真が撮れたので、ご紹介しますね。


お店の名前は ケーキ工房 ミモ沙  
営業時間   AM 11:00~PM 6:00
お休み    日曜日・月曜日
〒359-1142  所沢市上新井914-22
?&Fax    04-2939-9383

ホームページはありません。
今ブログ作りをお薦め中です。


リフォームと耐震補強

2007-03-18 20:10:45 | 建築
地震についての意識がまた、少し薄れ始めていませんか?

東京都のいくつかの区では、耐震診断や耐震補強に補助を出している所もあります。
埼玉県としては、補助事業はないそうですが、それぞれの市町村によっては、改修補助があるようです。

30年以上前に建てられた住宅には、耐震の考え方が今よりもきびしくなかったために、基礎から、柱、壁、梁などが大きな地震に耐えられない可能性が高い住宅が多いと言われています。

以前はリフォームといえば、キッチンやお風呂を変えたり、壁紙を張り替えたり、と表に見える所が主流でした。
もちろん、今でもそういうイメージをもって、リフォームのご相談をなさる方が大半だと思います。
でも、これからは、必ず倒れない補強をすることをお勧めします。

地域、場所、環境によって、その必要性はそれぞれでしょうが、地震の際に家の中にいることが安全である、ということがとても大切なことだと思います。

自宅から火が出た時、家の中が化学物質だらけでは、その煙を吸うことで命を落してしまいます。
内装の仕上材が自然素材であれば、少なくとも逃げ出すまでは安全といえます。

各自治体の市役所防災課などにお問合せになれば、耐震診断のこと、補助のこと、色々教えてもらえるはずです。補助は工事が終わってからでは申し込みが出来ません。

気になる方は、是非診断してもらってください。

そういえば、最近電話でお話した方が、数年前に建てた家に移ってから、子供さんが喘息になったり、ご自身は頭が痛くなったりする、とお話していらっしゃいました。シックハウスの可能性があります。
そういう時には、各地域の保健所で相談にのってもらえるはずです。
化学物質の検査器(簡易)も貸してくれます。
なんとなく、気になる、という方にはこちらも検査してみてください。

折角建てた家で命を落したり、病気になるのは悲しいですから。

我が家で出来る耐震診断
映像で、木造住宅の地震による倒壊の状況を見ることができます。

日本建築防災協会のHPです。
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/resident.html

神様の手

2007-03-17 17:36:11 | 暮らし

3月初めに、車がトラックに接触されて以来、首、腰が痛いので病院に行きましたが、レントゲンをとるだけ。特に治療は出来ないのか、必要ないのか、何もしてくれません。

それでも、やはり痛みがあるので、ある整体の方を教えて頂きました。
昨日、その方の治療を受けて驚きました。
20分程度の施術の後、治療台から降りようとすると、身体のバランスが今までと全く違っているのです。
宙に浮いているような感じです。

首の痛みもやんわり溶けているようです。
昨日寝るまでには、また少し痛みが戻ってきたのですが、今朝目が覚めると首の痛みが殆どない。
驚きです。

この先生は、整体師であるというより「気」がとても強い方なのだろうと思いました。
頭の後ろに手をあてて下さっていると、心の中に、「感謝」という言葉が浮かんできました。こうして治療してくださっている先生に、そしてこの先生を紹介してくださったKさんに。
もちろん、頭の深くに滞っていた疲れが溶けて行くようでした。

朝から夜遅くまで、沢山の方の治療をしている先生ご自身は疲れないのかな?
と余計な心配をしてしまいますが、きっと大きな力に支えられているに違いない、そんな風に思いました。

身体がゆがんでいると、(実際に左右の腕の長さ、足の長さがずれているのがよくわかりました。)内蔵や神経にも悪い影響が及びます。

歩くのが一番、とのこと。
ああ、めんどうくさがりの私・・・。

でもやってみようかな。

くるみの木の食器棚

2007-03-14 12:32:32 | 建築


羽工房製作。
くるみの木の食器棚を現在リフォーム工事進行中のお宅用に作ってもらいました。
メーカーシステムキッチン収納部分の金額と同程度なので、ご依頼をいただきました。
無垢の木の家具は、長い期間使っても飽きることがありません。

それぞれのキッチンの使い勝手にあわせて、棚や引出し、調理スペースなど
工夫することが出来ます。


羽工房 展示会のお知らせ

2007-03-14 12:24:34 | 建築
来る3月20日より、青梅市にある繭蔵というギャラリーで羽工房さんの展示会が始まります。

無垢の木で作られた、美しい家具、また小物も充実しています。
テーブルウエアとして使うことが出来る木の器や、ランチプレート、花台、一輪ざしなどなど。

注文で、家具を作ってもらうことももちろんOKです。
子供の勉強机など、新入学の準備にも是非ご覧ください。

繭蔵は、大谷石の倉庫だった所を改装して出来たすてきなカフェとギャラリーです。
ちょっと遠いけれど、足をのばしてみてはいかがでしょうか?


羽工房のホームページ
http://www18.ocn.ne.jp/~hane/

繭蔵のホームページ
http://www.mayugura.com/index.htm

新しい材料って・・・。

2007-03-10 22:19:22 | 建築

今、航空公園近くのお店の改装をさせていただいています。

ビニールクロスが貼ってあった店内を、しっくいの壁にしたい、というオーナーさんのご希望をどうやって実現しようかと思案して、あるメーカーさんのしっくいのような仕上がりになる塗材を取り寄せました。

普段、本漆喰を塗り慣れている職人さんにとって、新しい材料というのは不安がつきまとうもので、これはどうかなあ、と心配しながら塗ってくれました。
確かにビニールクロスの上に塗った所は、面積が小さいせいかもしれませんが、それほど問題もなく仕上がっています。

でも、石膏ボードを新しく張った場所は、下地調整した部分がどうしても薄塗りで仕上げているので下地が出てしまいました。
翌日、気になって遠い現場まで見に来てくれた親方は、やっぱりちゃんとした仕上げをしないとなあ、と腕を組んでいました。

もう一度、仕上に塗り重ねてもらうつもりです。

一回塗りで仕上げることができる場合は、お客様が施工する時などで、何度も塗るのが大変だから、という理由によります。また、化学樹脂の入った下地材を塗りたくない場合、ドロプラ珪藻土など便利なのです。
平滑に仕上げたい場合、しっくい一度塗りというのはどうしても無理がある、と痛感しました。

石灰、麻のスサ、海藻のりのつのまたで出来たしっくいを使うことをおすすめします。
リフォームや、どうしてもクロスを上手にはがせない場合などに使う場合は別にして。

昔から日本で使われて来た材料というのは、それなりに理由があって長い年月使われている訳で、何かと便利そうに見える材料にあまり心を移さない方がよい、という教訓をもらったような気がしています。

このお店については、後日お知らせいたします。

18年続いたギャラリーを、殆どそのままの状態で引き継いで、開店をするので、大きなイメージチェンジはないのですが、初代オーナーさんの想いの分も含めて、すてきなギャラリーになることをお祈りしています。

4月3日開店です。


進行中のおうちです。

2007-03-07 19:26:34 | 建築

これから木の壁の塗装が始まります。

小屋組を使うために陽射しが入りにくいので、南側に窓を北側にはトップライトをつけています。

大工さんが一人でコツコツと作業をしているので、なかなか進まないように感じますが、私から見ると、本当にすごい、と思います。

屋根下地の時に少し手伝いをいれた以外、すべて一人で作り上げています。
頭が下がります。
なんとお施主さんの叔父様が大工さん。
気持ちのこもった家になる事でしょう。

玄関戸、勝手口ともに、木製のドアです。これは、ご夫婦が先に塗装を済ませてくださいました。工事中の雨にも、安心出来ます。

設置予定のぺレットストーブは残念ながら、今年の冬は必要がなかったけれど、埼玉県の補助事業としては、今年度のみかもしれないということなので、チャンスは逃さず利用した方が良いという判断で設置をすることにしています。
断熱をきちんとすることで、ずいぶん暖かな家ですから、ペレットもそれほど大量には使わないですむかもしれません。
でも、今年は特別ですけれどね。

来月には完成予定。
楽しみですね。

三月のカレンダー

2007-03-05 19:25:41 | 平和

「我が家の前を河が流れています。
良い事が有ると川から、悪い事があると川が・・・。
と助けられます。

山田 麻子」

カレンダーについている3月のキャプションです。

今月のカレンダーは川模様。
川面に落ちる花びらが見えるようです。

高校生の頃、家の真正面が大平洋でした。
学校や家でいやなことがあると、屋上にのぼって、ずっと海を眺めていました。
いつのまにか、気分が落ち着いて呼吸が楽になったことを今でもよく思い出します。

私の希望は海のそばに暮すことです。
でも、いざ現実的なことを考えるとなかなか実現出来ずにいる。
最近は自分が住んでいる郊外都市のこじんまりした感じが好きになってきました。

でも、やっぱり海の匂いのする場所はあこがれです。

すごーくおばあちゃんになったら、みんなが遊びにきてくれるような、海の家のようなお家に住めるといいな。

おいおい、こんな呑気なことを言っていて良いの?
世界中で起きている沢山の地球からの悲鳴に聞き耳をたてなくてはいけないのでは?
実はとても不安なこの頃なのです。