しあわせな生き方のつくりかた

自然素材、国産木材にこだわっている女性設計家が、建築、環境、健康、子育てを通してしあわせに生きる答えを探します。

昨日で、展示会が終了しました。

2007-01-27 23:50:22 | 建築

思えば、展示の準備にでかけたのが、お正月明けの9日。
あっという間に、26日がきてしまいました。
おいで下さった皆様、ありがとうございました。

木童さんに詰めている時、ビルの中のスペースだということを忘れてしまいました。
無垢の木と、しっくいの壁のおかげで、コンクリートの空間が居心地の良い空間になっています。
そのために、疲れも感じることなくおじゃますることができました。
訪ねて来て下さる方も皆、気持ちの良い場所だと感想をのべていらっしゃいました。

たとえば、病院、たとえば老人ホーム、保育園、幼稚園。
すべて、こういう無垢の素材で作るべきです。

病院は、病気が良くなるのがきっと早くなるでしょう。
子供達も、お昼寝をいやがらないのではないかしら。
お年寄りも、懐かしい場所を思い出して寂しさを紛らすことができるはずです。

埼玉県では、県産木材の利用を推進するという意味で、学校などの公共施設に杉や桧を利用することに補助をだしています。
学校や、保育園など改修の予定があるならば、校長先生や教育委員会に提案してみてはいかがでしょう?

モダンな、無機的な空間もかっこいいかもしれないけれど、人間が人間らしく暮すには、やっぱり土や木、石などの自然の中からいただいた物にはまったく適わない、そう思えてなりません。

木童さんにもありがとうございます。

国産木材を上手に、少しでも沢山の方に使ってもらえるよう、これからも家造りを希望される方にお伝えして行きます。

今年は、所沢近辺で小さなお話の場を何回か作りたいと思っています。
子供達と住環境の関わりについて、一人でも多くのお母さん、お父さんにお伝えしたいと思っているからです。

ホームページでお知らせいたしますので、時々のぞいてみてください。
http://www1.odn.ne.jp/~kuwakuwa

携帯電話の電磁波

2007-01-23 23:45:41 | 暮らし

私が現場の仕事を始めたころ、携帯電話は昔のラジカセくらいの大きさがありました。価格もとても高かったので、憧れの的でした。

あっという間に、携帯の時代が押し寄せ仕事に限らず小さなこどもまでが身の安全を守るため、という理由で親が持たせている、そんな時代になりました。

この携帯電話の電磁波について書かれた記事がありました。
化学物質過敏症支援センター発行の会報誌Vol、32です。

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私達の身の回りにはさまざまな電磁波発生源がありますが、最近、特に増えているのが携帯電話とその基地局です。携帯電話器から発生する電磁波もDNAを傷つけガンなどの病気につながる可能性がある、という研究もあります。
昨年、オーストリアの医師連合は、携帯電話の使用に関するルールをまとめました。
「16才以下の子供は絶対に使用しないこと」、「メールを送る時はできるだけ身体から離すこと」、「通話中は周囲の人を被爆させないよう、数メートル離れて利用すること」など、10項目のルールを作り、ポスターにして病院の待合室などに掲示しているほどです。
携帯電話は電源が入っているだけでも、最寄りの携帯電話基地局と定期的に交信し、現在地をしらせるため、電波を送受信しています。通話していなくても電波はでているので、寝る時に枕元に置くのも危険です。
携帯電話の基地局周辺では、頭痛やめまい、耳鳴り、うつ、不眠などが増えることがわかっており、「マイクロ波病」とも呼ばれています。自宅の化学物質対策をいくら万全にしても、外部から侵入する携帯電話などの電磁波を防がないと、症状を改善するのは難しいでしょう。
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携帯電話での長話や、ゲームなど、特に子供達にははっきりと言ってあげた方がよいのではないか、そんな風に思います。

もちろん、自分も気をつけましょう。

しがみさこ展のお知らせです。

2007-01-23 23:03:18 | 暮らし
しがみさこさんの展示会が東京の東大和市にある
Craft Gallery 傑山さんで始まります。

2007年1月25日~2月5日まで。

今回は、器と小物の陶展ということです。

「暮しを楽しむ器と小物」と題された今回の展示会では、どんな新しいしがさんにあえるか、とても楽しみ。

土っぽさが残る器が好きな私ですが、しがさんの物はどれもとても扱いやすいので、日常いつでも使っています。

なんでもないお料理が、しがさんの器に盛ると豪華に見えるから得した気持ちになるんです。


傑山さんのホームページ
http://ketsuzan.m78.com/

トルーフード・ガイドってなんだ?

2007-01-18 22:32:46 | 暮らし
日本の食品の殆どが輸入に頼っていること、自給率はたった25%程度だということは、以前にも書いています。

日本では使用禁止されている農薬の残留が認められたり、防かび、防腐材の問題など輸入食材には不安がいっぱい。

今は、それに加えて日本人の食を脅かす遺伝子組み換え作物。

加工品には遺伝子組み替えでないなど、と書いてあっても混入率によっては記載の義務がない、というお粗末な状況だそうです。

特に、子供達が食べるお菓子(今不二屋が問題になっていますが、あんなことはもう論外です。)について、安全なものかそうでないかを判断することが出来る、リーフレットがあります。

グリーンピースジャパンに注文すると送られて来ます。
知る事は、最大の防御です。

このサイトにいくと注文フォームに飛ぶ事が出来ます。

グリーンピース トルーフード・ガイド
http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20061128_html

阪神淡路大震災の日に。

2007-01-18 00:18:53 | 暮らし

もう12年にも前になる。

そんな風に思うのは、やはり自分とは遠い場所で起こったこと、そう思っているからかもしれません。

ご家族を亡くされ、家を失い、仕事や学校を離れなければならなかった、現地の方達にとっては、12年の時間は慰めにもなることではありません。

地震直後に調査に入った、専門家が見た現状は本当に悲惨なものだったと、教えられました。
生々しい犠牲者の方々の写真を見た時、これが自分の家族や愛する人々だったら、どんな風に感じるのだろう、と胸がつまりました。

亡くなった方のなんと85%以上が、圧死、もしくは家具、家の倒壊、転倒によって逃げ送れたために火災に巻き込まれたため、もしくは餓死、ということでした。

他人事ではない。

どうか、出来ることをして下さい。
寝ている場所の回りにタンスやテレビ、落ちてくる可能性のある飾りなどはありませんか?
倒壊防止の金具などどこででも手に入るものです。
ご家族の命を守るため、出来ることはすぐにやりましょう。

本来は、耐震補強、これが最も大切なのですけれど・・・。
耐震診断、これは東京都や各地で補助事業として行われている場合があります。
是非、お申し込みになってみませんか?
家が建っていれば、(もちろん火災に巻き込まれてはどうしようもないのですが。)なんとかなるはず。

いのししの年、災害が起こることが多い、となにかで読んだことがあります。
この信憑性は私は証明出来る立場にありませんが、とにかくどんな年だって意識を持ち続けることは大切です。

命を守ること。
自分がやるしかないんです。




なかま展

2007-01-14 11:28:42 | 子育て

お知り合いのご夫婦が絵画教室を続けてこられて、今年は20年周年だそうです。

子供も大人もその教室に通う人が描くものは自由で色とりどり。

自分が思うままに、筆を動かし色をのせる。
そんな感じです。

期間が一週間、17日までの開催です。
是非、おでかけになってみてください。

自分もこんな風に絵を描けたら・・・。

2007年1月12日~1月17日
10:00~18:00

青梅線壁駅北口 西友4階 ボッパルトホール

おひさまの木

2007-01-11 09:40:09 | 建築

設計させていただく家のサッシ以外はすべてが、特注の木製建具です。
その中に、ステンドグラスに使う色のついたガラスや、模様のガラス、型板ガラスなどを入れることがあります。

昨年お引き渡しした家の玄関戸にいれたのは、花田さん製作の創作ガラスでした。

「おひさまの木」を主宰する花田美恵さんは、大きなステンドグラスから、アクセサリーのフュ-ジングガラスなど、創作活動は巾広く、なんとも優しい色あいをみせてくれます。

画一的ないわゆるステンドグラスがあまり好きではなかったのですが、これからはデザインされたものなど、もっと取り入れてみたい、と思っています。

写真は、今展示中の灯りの一つ。
木の空間にとても合っています。

展示は新宿オペラシテイーの木童東京ショールーム
http://kodoh.co.jp

展示会の様子

2007-01-10 16:21:18 | 建築

昨日から、東京新宿のオペラシテイー1Fにある木童さんのショールームで私の事務所の展示がはじまりました。これまで使っている素材や、建築の模型を見て頂く事ができます。
同時に、家具でお世話になっている羽工房さんと、ガラス作家花田美恵さんの灯りも少しずつですが飾らせてもらいました。

詳しくはホームページで。

http://www1.odn.ne.jp/~kuwakuwa

Persimmon House

2007-01-08 09:45:58 | 建築
久しぶりに、昨年竣工したお宅におじゃましてきました。
国産のから松を外壁に張った、二世帯の住宅です。
明日から展示会をさせていただく木童の不燃処理をした長野県産から松です。

ご主人が、冷たい風の吹く中、デッキの塗装をしていらっしゃいました。
庭にあった物置き小屋を改造してご自分の作業部屋に作り直したり、
(屋根もご自分で葺いています。)アプローチの敷石もデッキもみんな
ご夫婦で作ってしまいました。

以前のお家を解体する際に木材の殆どをとっておいて、大きな梁を使っ
て庭のアプローチに使用しています。

枕木を使う場合が多いようですが、枕木には今は使用を禁止されている
クレオソートがたっぷり塗ってあったり、他にも強い防腐材が塗られて
いたり、いくら外部といっても、使わない方が良いと思います。

古材(杉でも桧でも)に自然塗料を塗って、腐ったら交換する、くらい
のおおらかさが外部の場合はあっても良いのではないかしら?

高い吹抜けのある玄関から、冬の西の陽が射し込みとても暖か。
夏には、風が通り抜ける広々とした家です。

展示会でもご紹介していますので、関心のある方は是非おいでくださいね。

木童のホームページ
http://www.kodoh.co.jp/

「自然素材住宅にくらそう!」

2007-01-05 18:23:31 | 建築

最近読んだ本です。菅原明子さん著の
「自然素材住宅にくらそう!」 成甲書房 ¥1400

自然素材の家が、どう言う理由で心地よいのか、この本を読む事でとてもよく分かりました。
うちの見学会では、おいでになった方が、なかなかお帰りにならないで、ゆっくりと休まれていくのは、きっとこういう理由があるからなのだ、と納得ができました。

現代の建築物の殆どが、合板の床やビニールクロスなどの化学合成品で囲われた呼吸しないものばかり。
私は、実家のマンションにいると、頭が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしてしまうのです。新築当時は、娘は喘息がでて、(赤ちゃんの時から初めてでした。)私は、目が痛くなったり食欲がなくなったり今よりもずっとひどい症状が表れました。

ただ、おそろしいのは、その当時使われていた接着剤はシックハウス規制の法律が出来る前でしたから、合板、建具などから、未だに揮発し続けています。
10年経っても、その化学物質の発散量が減らない、という計測データもあるということ。

こういう空間には、プラスイオンが多く、身体の酸化現象が起こってしまうそうです。

人間が気持ち良いと感じる空間は、滝のそばや、噴水のそば、森林の中など、いずれもマイナスイオンが多い空間。
無垢の素材で作った家の中には、そのマイナスイオンがバランスよく含まれていて、身体にも、また脳の働きにも、美容にも効果がある、と菅原さんは書いています。

1月9日から、東京新宿のオペラシテイー1階にある、木童という材木屋さんのショールームで、展示会をするのですが、そこでも自然素材の住宅がなぜ心地良いのか、お話をしようと思っています。
気になるコストのことなども具体的に。

興味のある方は、ホームページをのぞいてみてください。

http://www1.odn.ne.jp/~kuwakuwa

明けましておめでとうございます。

2007-01-05 18:10:09 | 暮らし
毎日、お天気に恵まれて気持ちの良いお正月でした。
ゆっくりとお休みになれましたか?

最近、風邪対策に、暖かいしょうが蜂蜜を飲むことにしています。

薄切りしたしょうがと、ゆずの皮を蜂蜜に漬けておき、それをスプーン一杯くらいずつ熱いお湯で溶いて飲むのですが、身体が温まって、のどもとても楽になります。
ちゃんとした蜂蜜がなかなか手にいれられませんが、(殆どの安い物は水飴などが混ざっています。)自然食品店などには、素性の分かっているものを扱っているはずなので、お試しください。

今年もよろしくお願いします。