しあわせな生き方のつくりかた

自然素材、国産木材にこだわっている女性設計家が、建築、環境、健康、子育てを通してしあわせに生きる答えを探します。

「シックハウスの実例と、その原因と対策について」

2006-08-30 00:38:26 | 建築
来る、9月10日(日)にこんなセミナーがあります。

これから家を建てようとされている一般の方から、建築のプロフェッショナルの方まで、大変得ることの多いセミナーです。
会員ではない方も参加可能です。

お申し込みは直接ご連絡ください。
尚、会のHPは只今製作中につき、公開おりません。
間もなく、開かれる予定ですので、その節にはお知らせいたします。

以下は、その詳細です。
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 日本バウビオロギー研究会の活動の一つである定例セミナー(第6回)を下記の通り、開催いた
 しますので、ご案内申し上げます。

 定例セミナーでは、バウビオロギー+エコロジー研究所ノイボイエルン(IBN)の通信教育(全25章)を参考に、各回のテーマの設定しておりますが、今回はシックハウスや結露といった室内環境の問題をお二方のご講演をとおして共有したいと思います。

皆様のご参加をお待ちしております。

日本バウビオロギー研究会 石川恒夫



日時:2006年9月10日(日) 受付12:30~/講演13:00~17:00
  
会場:建築会館7階 創業サポートセンター研修室

   東京都港区芝5-26-20 ※駐車場はありません。

定員:30名(先着)

参加費:会員2,000円(一般3,000円 学生1,000円)※当日受付

セミナー内容:
・講演1
「シックハウスの実例と、その原因と対策について」
                  講師 濱田ゆかり(有限会社ひと・環境計画)
・講演2
「結露の実態とライフスタイル」   講師 岡田 好勝(有限会社オカトミ)

・ディスカッション(懇談)

申込方法:申込は、下記のどちらかの方法で、9月8日(金)までにご連絡ください。

(1)下記申込欄に必要事項を記入の上、FAXにてご返信ください。
(2)メールに下記必要事項を記入の上、研究会宛にご送信ください。

問合せ先:日本バウビオロギー研究会
〒371-0816群馬県前橋市上佐鳥町460 前橋工科大学石川研究室気付
TEL/FAX 027-265-7345  E-mail baubiologie@maebashi-it.ac.jp

子供の笑顔

2006-08-26 14:04:25 | 子育て
私の大切な大切な娘です。
でも、今はもう20才。

久しぶりに眺めた、アルバムでみつけた彼女は、2才。

このころ、まだ若い母親だった私は、息子と娘の子育てに必死でした。
廻りのことなど、何も見えずに、ただ、今、目の前の子供達にあたふたさせられっぱなしでした。

今、18年の年月が過ぎ、客観的にこの写真を見ることができるようになって、こんなに可愛らしい子供を私は育てることができたのだなあ、と感慨もひとしおになりました。

今になって思えば、どんなに大変なことも、必ず後で振り返れば、微笑みがこぼれる、今はそんな風に思えるのです。

小さな天使の時は、あっと言う間に過ぎてしまいます。
どんなに、わがままを言っても、泣きわめいたとしても、そっと抱きしめてあげて下さい。
そんな風にできるのは、小さなその時にしかできませんから。

いくつになっても、心配や悩みが絶えない子供達。
かあーっと、頭に血がのぼってどなりそうになった時、こんな小さな時の写真をそばにおいておくと、すこーしだけ、気持ちがやさしくなっていくのが分かります。
おうちの中に、赤ちゃんのころの写真をおく。
お勧めです。


手作り太陽光発電システム・組立講座

2006-08-25 11:14:02 | 平和
 
今、世界中で起こっているエネルギー奪取のための争いを、どんな形でも良いから、なくす方向に変えることはできないだろうか?

もちろん、地球の温暖化だって問題です。

でも、それはとても大きな課題で、私一人の力ではなんともしようがない。そんな風に諦めてしまいそうになります。
でも、太陽の力や自然の力を使わせてもらうことで、少しは未来が明るくならないだろうか。
そんな風に考えて、住宅設計の際、お客様にご提案をしたりします。
そんな時に、いつも相談にのってもらっている所があります。

埼玉県小川町にある、エルガさん。

ソーラーシステムの設置などを行う会社です。
自然エネルギーの推進のために、様々な取り組み、啓蒙活動、そして、インドネシアへの手作りソーラーシステムの設置を行う、国際協力NGO ソーラーネットの運営も行っています。

来る、9月9日(土)に、エルガの主宰者である、桜井薫氏が、ソーラーパネルの手作り講習会を開きます。
高いお金を出さなければ、システム化出来ない、と思いがちなソーラー発電ですが、小さな液晶などのパーツがあれば、企業の製品を購入しなくても、自分達で組み立てることができる、ということは、なんだか楽しいですね。
この小さなパネルを使って、池のポンプを動かしたり、雨水タンクから庭散水をしたり、システムが作れます。

その第一歩が、今回のような講座です。
詳しいことは、サイトをご覧になってください。
国際協力NGO ソーラーネット
http://solar_net.at.infoseek.co.jp/

技術や、材料を囲い込みことで、利益を追求している一般の企業とは違い、少しでも多くの人に自然エネルギーを使ってほしいと願っている、頼りになる所です。

エルガのサイト
http://www.erga.jp/

エルガのブログ
http://erga.jugem.cc/





http://solar_net.at.infoseek.co.jp/エルガのブログ

Puujee-プージェー 再び上映決定!

2006-08-24 09:55:20 | 平和
友人の監督したドキュメント映画の再上映が決定しました。
「Puujee」プージェーです。

先日、フジテレビで放映された新グレートジャーニーの関野吉晴氏が、旅の途中で出逢った、モンゴルの少女のお話です。詳しいことは、過去記事に書いていますので、お読み下さい。
http://blog.goo.ne.jp/sedonahopi/e/154c4b20da8f2cf56586645f8e209a73

大好評で、ポレポレ東中野でのアンコール上映が決りました。
10月14日(土)~11月3日(金)の3週間です。
ポレポレ東中野HP
http://www.mmjp.or.jp/pole2/news.htm

★グレートジャーニー写真パネル展示
 期間:2006年8月1日(火)~8月31日(木)
 会場:リブロブックス池袋本店 西武百貨店イルムス館B1階
 お問い合せ:リブロブックス池袋本店 児童書コーナー
 TEL:03-5949-2945

★モンゴルの草原の調べ
  「プージェー」上映会と馬頭琴の演奏会
  9月24日(日)18:30開場 19:00開演
  梅が丘パークホール(小田急線梅が丘駅北口出口より徒歩1分)

 19:00 第一部 「プージェー」上映 110分
 20:50~21:00 休憩
 21:05 第2部 馬頭琴演奏会とトークショー
 21:50 終了予定
 トークショー 探検家・関野吉晴、山田和也監督
 馬頭琴演奏 バトエルデネ

 前売2000円/当日2200円/下高井戸シネマ会員1800円
 限定120名様
 詳しいことは、Puujee公式サイトへ
 http://puujee.info/index.htm


 http://puujee.info/index.htm

緑のカーテン

2006-08-23 20:28:46 | 環境
雨樋(レクガルバ等)のメーカーである、タニタハウジングさんは、雨水利用にも力をいれています。

縦樋から、雨を集める「パッコン」。
溜めた雨水を腐りにくく保管出来るステンレス製の雨水タンク「レインバンク」。
などなど、ユニークな製品を作っている会社です。

社長さんは、私も参加している日本バウビオロギー研究会の仲間でもあります。
かっこいいのは、東京での移動は、自転車、というタフガイです。(エコな人です。)

子供さんが通う小学校に、夏になると植物のカーテンを作るべく、朝顔などの埴歳を提案していたりもします。
緑のカーテンプロジェクトは、少しづつですが、広がりつつあるのです。

写真は、あるおうちの例です。

夏の間、葉を茂らせ、朝の陽射しや、西日から、上手に家を守ってくれます。

ついでにおいしいゴーヤが採れたり、きゅうりが採れたり。

子供達は、小学校一年生の夏休み前に、朝顔の植木鉢を学校から持ち帰ります。

おとうさん、おかあさんも夏になる少し前から、一緒に朝顔の種を撒いて、緑のカーテン作りを始めてみませんか?
といっても、もう来年の話しになってしまいますけれど。

その他に、ふうせんかずらや、花のきれいな、のうぜんかづらなども楽しいですよ。

いずれも、地植えでなくても、大きめのプランターならば、充分、軒下くらいまでならのびてくれます。

クーラーの力に頼り過ぎないで、自分達の身体を少し動かして、エネルギーの節約しましょう!

それから、子供に戻って、朝顔の双葉の観察、なんてのも楽しいかもしれません。

やっぱり、来年のはなしになってしまいますけれど・・・。

雨のみちブログ
http://www.amenomichi.net/

緑のカーテン応援ブログ
http://www.midorinoka-ten.com/about/index.html

家族のいる場所 2

2006-08-23 12:49:20 | 子育て

なんとなく、いつのまにか家族がそこに集まってしまう、そんな場所を作りたいと思っています。

設計のご依頼をいただく時、ご家族の様々な状況や事情をうかがって、プランを考えます。もちろん、建て主の希望は大切なのですが、時には、あえてそれはやめた方がよい、と言うこともあります。

例えば、子供室に鍵をつける、とか、それぞれの部屋にテレビやパソコンがつけられるようにする、とか。

ある年令に達した時、確かに必要があることかもしれません。
でも、基本的に、子供がひとり、個室で居心地よく過ごせる、という状況は必要ない、というのが私の考え方です。

小さな時から、欧米の家族は子供部屋でひとり寝をさせています。
空間的な、事情があって、日本では難しいことだったから、かもしれませんが、親子川の字になって寝る、なんてことが当たり前でした。

よく、新しい家を建てた途端、子供達との会話がなくなった、などという悲しい話を聞くのですが、それではなんにもなりません。

家は、幸せな時間を家族みんなで共有できる、大切な大切な場所です。

だから、いつのまにか、みんなが集まってしまう、そういう空間を作りたいと思っているのです。

宿題するのも、お絵描きをするのも、リビングに大きなテーブルがあれば大丈夫。
キッチンでお料理している姿をみながら、おかあさんとおとうさんと、おしゃべりしながら、というのも楽しいですね。
それなら、少し大きめのカウンターをつくっちゃえばいいのです。

どんな時でも、ふっと腰をおろし、ゆったりとした気持ちで、お互いの顔が見える場所。

お茶にする?

こんな言葉が、誰からともなく出てくる、安らげる場所。

家が出来上がった後は、おとうさんやおかあさんの大切な仕事です。

がんばってくださいね。

家族のいる場所

2006-08-23 12:23:57 | 建築
ひどい夏風邪をひきました。

ハスキーを通り越して、こわもてのおじさんみたいな声になってしまい、仕事の電話もかけづらいような日々をしばらく過ごしてしまいました。

お盆のころ、友人と裏磐梯にでかけました。

知人の鍛冶やさん家族が、別荘を利用して、毎年クラフトフェアを開いているというので。
もう5年目を迎えた、家族だけのクラフトフェアには、年を追う毎に、来る人も増えて、毎年楽しみにしているお客様もいるとか。

知人である、「豆噴火」ちゃんは、鍛冶屋さん。
鉄やステンレスを使って、オブジェから生活の道具まで様々なものを創っています。彼女の創るものたちは、金属なのに、あったかくて、思わず笑顔がこぼれてしまいそうなものばかりです。
豆噴火のHP
http://www7a.biglobe.ne.jp/%7Emamefunka/

お兄ちゃんの「大噴火」さんは、飛騨高山に住む木工家です。
木の持ち味を生かし、やわらかなカーブが手にふれると温かい,家具を創っています。

少し高めのカウンターのついた家具は、Mini Bar.
おいしいワインとチーズをつまめば、スペインのバールの気分。
木の皮を巡らせた灯りもすてきでした。
大噴火のHP
http://www3.ocn.ne.jp/~daifunka/index.html

お父さんのパパ噴火さんは、千葉県で鉄工の仕事をする傍ら、オリジナルの薪ストーブ、家具など、木と金属を組み合わせたり、力強い中にもちょっと楽しい作品を創っています。

写真は、まん中に火鉢を組み込んであるテーブルです。
炭をおこして、おいしい炭焼きパーテイーがリビングでできちゃいます。
鍛冶工房スミスのHP
http://www.kajikobo.com/index.html

私達がおじゃました日には、まーるい炭ストーブを使って、バーベキューをしていただきました。
大きなテーブルを囲んで、みながにこにこ、おしゃべりに、お食事に楽しい時間をいただきました。
家族みんなが、クラフトマンって、なかなかないことだと思うけれど、物創りを楽しんでいたお父さんの影響は、きっと大きいと思います。
いつでも好奇心にあふれて、まだまだやりたいことが沢山ある、とお話していらっしゃいました。

帰路につくとき、みんなで見上げた空には、降ってきそうな星ぼしが、夏の一日を祝福してくれているようでした。
音の聞こえてきそうな流れ星も。お願いは内緒。

新グレートジャーニー

2006-08-13 00:15:39 | 平和
ついこのあいだ、グレートジャーニー全巻を見終わったと思ったら、関野さんは、再び新しい旅を始めていました。

人類が日本へやってきた道。その北方ルートを辿る旅でした。

私が最近、グレートジャーニーを見る時に必ずすることがあります。
日付けがでてきますよね。
その同じ日、私がその時何をしていたか、を考えるのです。
大概、はっきりとは思い出せません。
2005年の8月11日、関野さんが稚内を目指して、カヌーのオールを握り、苦痛に絶えながら海の上を進んでいた時、私はなにをしていただろう、と。
反対に、今こうして、パソコンの前でブログを書いている、この同じ時間に、もしかしたら、関野さんは自転車や馬の背中で草原の空気を吸っているのかもしれない。そう思うと、なんだか幸せな気持ちになるのです。

初めて読んだ、星野道夫の文章に影響されているかもしれません。
アラスカの写真を見てから、いつかそこへ行くことを夢見た星野少年は、中学生の時、混んだ電車に揺られながら、今も広大なアラスカの大地に熊の親子が悠然と歩いている山がある、と思うだけで嬉しかった、というようなことを書いていました。
同じ時間を生きている、他の場所、他の生き物。
心を飛ばすことで、今のつらい出来事が、少し違う角度から見ることができる。
そんな風にも、思えるのです。

この数日、星野さんと関野さんのことがぐうっと近付いてきて、同じつながりの中で、この二人が出逢うことになるのだろう、と予感しています。

探検がしたい訳ではない、それでも関野さんの旅に心惹かれている私です。

★グレートジャーニー写真パネル展示
 期間:2006年8月1日(火)~8月31日(木)
 会場:リブロブックス池袋本店 西武百貨店イルムス館B1階
 お問い合せ:リブロブックス池袋本店 児童書コーナー TEL:03-5949-2945

星野道夫のトーテムポール

2006-08-12 15:44:25 | 平和
昨日、楽しみにしていたイベントに参加してきました。

星野道夫と交流のあった龍村仁氏のお話、アラスカからボブ・サム氏のワタリガラスの物語り。
女優の山口智子さんは、ろうそくを灯して、彼の文章を朗読してくれました。

なにより、嬉しかったのは、テレビの番組を作るために受けていたインタビューで星野氏の生の声や姿を、沢山見ることができたことです。

星野氏の文章を読んだことがある人なら、分かっていただけるでしょうけれど、落ち着いた、暖かい音の言葉達を、ゆっくりと送りだしてくれていました。
語る、というよりも乗せる、という感じでしょうか。
それを、受け取る時、すうーっと身体に染み込んでいくような気がしてしまうのですね。

亡くなったのちも、各地で行われる写真展は、いつでもどこでも大盛況だそうです。

まったく、会ったことのないその人を想い、会場にいる人の多くが、彼のエピソードを聞きながら、泣いているのです。

本当に、不思議な人。

ボブ・サムは、アラスカでであった、星野氏の大切な友人です。

ミチオを想う沢山の人のためにも、アラスカの民と日本の民をつなぐためにも、是非、ミチオのトーテムポールを立てたい、という意志を伝えていました。

アラスカの人々にとって、トーテムポールはとても大きな意味を持つものです。

墓標とも違いますし、銅像のような物とも違います。

本当に大切なものたちのために作られる、記念のシンボル。
ミチオがアラスカに残した、沢山の足跡や友との絆。
つなぎとめたい、と願うのは、ボブだけではないのです。

でも、そんな流れを、星野氏は多分、とてもはにかみながら、空の上からながめているような気もします。

もしも、まだ一度も星野氏の文章を読んだことがないのならば、どうぞお試しください。
ちょっとだけでも、心が休まります。

写真をみたことがなければ、どうぞ写真集を眺めて下さい。
ほんの少し、やさしい気持ちになれますから。

図書館には沢山の、星野道夫の目が捉えた美しい写真集が置いてあります。
子供達と一緒に、写真や文章を楽しんでほしいです。

なぜ、こんなに懐かしいのか。
なぜ、こんなにうれしいのか。
星野道夫の身体を去った、彼の魂に、出逢いたいと願っています。

今、銀座松屋で、星野道夫写真展「星のような物語」が8月14日まで開催中です。
http://www.matsuya.com/ginza/topics/0814e_hoshino/index.html

写真は、スイッチパブリッシング発行の、coyote 2004年10月の星野道夫特集の表紙です。

8月6 日 今日は広島の61回目の原爆記念日です。

2006-08-07 00:45:59 | 平和
数年前に、長崎を訪れた時(長崎には8月9日に原爆が落されました。)、長崎原爆資料館を訪ねました。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/na-bomb/museum/

大切な家族や友人、知人を失った方達、ご自身も大きな被害を受けられた方達、などなど沢山の人々がビデオの中で、語っていました。
すでに、十数年が過ぎた撮影のその時ですら、彼等は失った人を想い、当時の凄まじい光景を思い出し、涙を流していました。

夜のNHKの番組では、劣化ウラン弾に関する内部告発者を追ったドキュメントを放送していました。

核廃棄物を使って、最強の破壊力を持つ、もっとも安価で、効率の良い兵器なのだ、と開発した技術者は、首をすくめて見せました。

アメリカは、自国の兵士、その家族にも影響が出ているにも関わらず、いまもって、放射能汚染との因果関係を認めようとはしていないそうです。

告発者は、劣化ウラン弾の調査を行った人物であり、正式な報告をしたにも関わらず、軍はその記録を伏せて、データをでっちあげて、報告をしているというのです。放射能汚染の危険は、極めて稀である、と。
誰を守り、誰のための戦争なのか。

今、日本には大手を振って、原子空母が停泊しているのでしょう?
今、日本には、大量のミサイルや、高額な軍事設備が配備されているのでしょう?

また、日本の高度な技術は、軍事のための技術輸出が盛んなのでしょう?

日本の中で、戦争体験を持つ残り少ない人々から、過去の過ちについて教えを乞わなければ、再び、愛する人を戦場に送らなくてはならない、そんな時代を平気で作ってしまいかねません。

埼玉県に移住したころ、よく訪ねた所に、丸木美術館、と言う所があります。
丸木位里先生、丸木 俊先生、お二人が、広島の原爆の図や、アウシュビッツの図、水俣の図、など、人間のおろかさをつよいメッセージとともに、描かれた、数多くの作品が展示されています。

以前は、県内の中学校、高校などから、バスをしたてて、多くの学生が訪れていました。
ところが、ここ数年、来館者の数も減り続けているといいます。

ここにくると、子供達の中には、怖い、という気持ちを持つようなのですが、
それこそが、大切な感覚だと思います。

小学校の高学年以上の子供達なら、充分に、そこに描かれている有り様を理解することが出来るでしょう。

この夏休み、東松山市にあるこの美術館を訪ねてみてはいかがでしょう?

戦争を知らない私達でも、それぞれの子供達と話しをすること。

テレビの中で黒煙を上げて燃え上がる、映像のその中で、命がこともなげに奪われているのだ、ということを伝えていくことは、この敗戦記念日を迎える8月にこそ、大切なことだと思います。

丸木美術館サイト
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/



星野道夫の贈り物

2006-08-01 21:18:16 | 平和
私が大好きな人の中に、星野道夫氏がいます。
実は、その存在を知ったのは、彼がカムチャツカで熊に襲われて亡くなった後のことでした。
友人が貸してくれた1冊の本には、やさしい眼差しを向けた、美しい写真が載っていました。

開いて、その文章を読み始めた時、涙がとまらないのでした。
感動的なドラマが語られているわけでもなく、悲しい物語でもないのに、なぜか。
懐かしい人に会った、そんな感じです。

長い間会わずにいた、魂の友に、時の波を越えて、ようやく出会えた、そんな感じでした。

子供のための動物達を撮った写真集や、アラスカの一連の写真集など、素晴らしい数々のものを残してくれました。
そして、また、彼の、人との繋がりから生まれた様々な交流が、自然の描写とともに、書き留められた文章が、沢山出版されています。

ある時の写真展で、立ち止まったもの。
あか、むらさき、き、だいだい。あお。
低く浮かぶ雲に映る、太陽の光り。
きっと、この朝日の前で、彼は泣いていた。

そんな直感がしたのでした。

亡くなった後も、奥様の協力を得て、各地で写真展が開かれています。特に、生まれ故郷である」市川市では、毎年のように行われているようです。
今年は、星野氏が亡くなられて10年。
記念のイベントが行われます。

8月11日、12日。
お台場の科学未来館で、トークショーや、朗読、そしてアラスカの友、
ボブ・サム氏の昔がたりもあるのです。
科学未来館のサイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/event/2006/0812_plan_01.html
星野道夫のHP
http://www.michio-hoshino.com/

日本人が知らない恐るべき真実

2006-08-01 20:37:23 | 平和
すごいブログがあるのです。

日本人が知らない恐るべき真実。

これが、このブログのタイトルです。

地球規模で、経済を考察し、グローバル化される各国の現状を憂い、なりよりも日本人の危機を、静かな口調の中にも、叫び続けています。

昨年8月から始まった、彼のブログ、是非、始めからお読み下さい。

知らされることがあまりも、一方的で、いかに、私達市民が、知るチャンスを奪われているのか、目の当たりにされることと思います。

アクセスをして1冊の本を読みはじめる覚悟で開いてみて下さい。

http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060801