内藤牧師のブログでコメンテーター

人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。

第71回「麺食いな私」

2008-06-07 15:27:18 | 牧師のブログでコメンテーター

 当ブログで、私はまだ本格的に「麺」の話をしていないので、今回は麺について熱く語ってみたいと思います。タイトルは「めんくい」となっていますが、そちらの面ではなく、あの、うどん・そばの麺です。日本人なら大方の人は麺好きだと思います。但し、私の妻は日本人ですが、食べ物の傾向は欧米人です。麺やご飯よりパンやケーキが大好きなのです。もちろん私は大の麺好きですから、夫婦で合わないとお思いかもしれません。ところが意外と食べ物では競合しないので、食べ物に関する争いは全くないのです。でも、同じものを一緒に「美味しい。美味しい。」と共感しながら食べられないという部分は若干あります。ただ、私もパンやケーキが嫌いということはありませんし、妻も麺を全く食べないということもありませんので丁度良いかなと思っています。

 麺でも色々あります。うどん、そば、冷麺、ひやむぎ、そうめん、ラーメン、焼きそば、スパゲッティーなどです。実は、この並び方は、私の好きな麺類の順番通りです。正直、私としては麺と言えばうどん、うどんは別格です。うどんとの出会いの原点は、子どもの頃連れて行ってもらった田舎町では美味しいと評判の手打ちうどん店です。手打ちですから少しばらつきのある麺と、ポイントは鰹節とネギの融合です。今もその店があるかどうかは知りませんが、時々、うどんを食べるとき、鰹節とネギを入れて、その香りで、その昔の店の手打ちうどんを思い出すのです。

 私の知る限り、東北地方では秋田の稲庭うどん、宮城県白石市の白石温麺(うーめん)が有名です。温麺というのはそうめんを温かくして食べるのですが、長さはそうめんの半分くらいで、基本的にはそうめんとそれほど違いはありません。うどんの美味しさは、つるっとした食感とこしの強さにあると思うのですが、稲庭うどんは正にそれです。ただ、麺が細めで私のように太い麺を好む人にはもの足りないところもないではありません。でも、細ければ茹でる時間が短くて良いので、地球温暖化防止には貢献です。

 しばらく前のことですが、教会員のAさんが四国の高松に出張した折に讃岐うどんの生麺(茹でる前の状態のもの)をおみやげに買って来てくれました。それまで、名前は聞いたことはあったのですが、本場から直送の讃岐うどんは初めてでした。もちろん、自分で茹でて食べたのですが、驚きました。太麺でこしがあります。一口うどんを噛んだとき、噛んだところから美味しさが伝わってくるのです。なるほど、これが讃岐うどんかと納得しました。たぶん塩味を上手に効かせているのでしょう。料理には塩と良く聞きますが、うどんに塩とは目からウロコでした。
 聖書に「あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。(コロサイ4:6)」とあります。私たちの言葉が、いつも親切で、感動を与える美味しいうどんのように、適度に塩味のきいたものでありたいと願っています。 


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