老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

2010-10-20 05:55:49 | 勉強
六甲山の中腹に住んでいますので回りに「木」が多いです。またまたですが、
中小企業のメルマガに「木」の話がありました。(一部引用)

「木」は木材になっても、生き物のように伸びたり縮んだりします。
生えていた時の条件で、その動きが違います。そうした木の性質を生かして建物を
造ると、長持ちがして修繕もしやすくなると言います。

山の南斜面にある木は建物の南側に、北のものは北に。木は山に生えていたとき
の生育のままに使うと、建物は長持ちするそうです。

「木は寸法で組まずに癖で組め」。伝統ある木造建築の世界に伝わる教訓です。

木の持つ癖を見極めずに、設計図の寸法通りに製材し組み合わせても、癖が出て
建物をゆがめてしまう恐れがあります。

その癖を生かし、上手に組み合わせることで、木は互いの癖を補い合いながら
建物をしっかりと維持させていくと言います。(「木の教え」塩野米松著)

厄介に見える癖は、千年の時を支える力を発揮するのです。

人間においても「一癖も二癖もある」など、組織に合わない元凶と見なされる
性格も、皆が「ありのままの自分」を輝かせてこそ組織も力を発展するのです。

一人一人が自分らしく持てる力を発揮できる組織でありたいと思います。




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