老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

2010-11-30 05:25:32 | 悩み事
やっとブログを書く気持ちになりました。このブログにも時々出てきていた弟が
先月亡くなりました。家族葬、遺品整理、納骨、そして四十九日が経ちました。
私も今まで色々なことがありましたが人生で一番辛い時期でした。

弟と私は兄たちと歳の差があってお互いに歳も近いこともあり、小さい頃から
話をすることが多かったです。でも性格と趣味趣向が異なり、読書好きの弟は
家に、私はバットとボールを持って公園へとインドアとアウトドアでした。
大人になっても、読む本は弟は純文学や哲学書、私はもっぱら実用書、音楽は
クラシックとジャズのように違っていました。

弟はお袋と暮らしていましたが、お袋が亡くなると公務員を早期退職して
大好きな画家パウル・クレーの絵を見るためにスイスの美術館に出掛けるなど
海外旅行をしたり、自ら絵を本格的に描きだして、英会話やピアノを習い始め
ました。

昨年から年金をもらえるようになり、「おひとりさま」の趣味の老後が始まった
矢先でした。お互いに違う成人病を持っていましたが、通院していたので安心
をしていたのですが。

久しぶりにブログをサーフィンしていたら、大阪府のIMさんの先月の同じ頃の
記事に「おひとりさま」がありました。(一部引用)

つまり、家族がおらず(正しくは、同居している家族がおらず)、ひとりで老後
を迎える人のことである。

「おひとりさまの老後」を迎えることになる可能性のある方は、つぎのことを
考えておく必要があります。

・経済的には大丈夫か?

・病気になったらどうしよう?

・お葬式は誰がだすの?

・寂しい毎日を過ごすのではないか?


自らがその「おひとりさまの老後」を迎えている人や身内や知人に「おひとりさま
の老後」を迎えている人がいる人は、週に1度とは言いません、月に1度は
電話をさし上げてください。

「便りのないのはよい便り」のことわざがありますが、「おひとりさまの老後」
には当てはまりません。


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