老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

メールでの行き違い

2014-03-21 18:04:09 | シリコンバレー
シリコンバレー駐在時代のことで思い出したことが、最近の出来事の中で
もう一つありました。それは、3週間前の「Cloud大阪」のセミナーで
「メールでの行き違い → 会ったら解決」の説明を聞いて苦い実体験を
思い出しました。

最初のの思い出したこと 再び入学

3週間前の Cloud大阪、ビッグデータEXPO、スマホタブ、Security2014春

20年ほど前にシリコンバレーに駐在したテーマは、アメリカでサービスの
新規事業を探して、持ち帰る「A-PJ」でした。7人の30歳前後の若者が
サンノゼ、シカゴ、ニューヨークを拠点として、月1回の全体ミーティング以外は
アメリカ全土を自ら作ったビジネスコンセプトのマーケティングで飛び回って
いました。

A-PJ

インターネットも普及期に入り、全員がノートPCとモデムを持ち歩き
報連相をメールでやっていました。ある時、メンバーの一人から新しいことの
相談メールが飛び込みました。

目的や内容の確認、他部門との調整など数回メールをやり取りするうちに、
何かギクシャクし始めました。お互いに些細な言葉の揚げ足を取るようになり、
あわやとなりかけましたので、翌週会うこともありメールの返事をピタッと
やめました。

翌週の全体ミーティングの始まる前に話しをしますとたった5分で解決しました。
やっぱり会って話をするのが一番だとその時痛感しました。正に
「メールでの行き違い → 会ったら解決」です。

確かにメールは便利です。しかし、話し言葉と書き言葉の違いがあります。
日本語は曖昧な表現が多いですので注意が必要です。お互いの思いや理解の
違いでベクトルが合っていなく後で大問題になります。

ただ面と向かっているときは、顔色も含めて直接感じますので即、修正できます。
でもいつも直接という訳にはいきません。メールとの使い分けが必要です。

メールは記録が残るということでビジネスには欠かせません。
メールは最初の段階で決まったことや上位概念で合意されたことでしょうか

やっぱりお願い事はメール以外でやりたいものです。


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