再び入学

先日の「嬉しいメッセージ」に書きましたが、大阪府立大学を卒業・修了されて
働いている方が再び大学院のドクターコースへ入学手続きをされました。

卒業生と学生（院生）とが「夢」をクロストークして共有し合い、夢に１歩
でも近づける「夢こもんず」を仕掛けていますが、それに参加して触発された
とのこと。昔持った夢の実現なのか、新しい夢なのか分かりませんが、嬉しい
知らせでした。そしてあることを思い出しました。

嬉しいメッセージ：

社会に出て働いていて、教育・研究の最高府である大学に再びチャレンジして
今やっている分野の高度化だけでなく、新しい分野の勉強をするという概念は
私はシリコンバレーに駐在するまではありませんでした。

大学を出たら教育を受けるということはもうないと思っていました。もちろん、
仕事に必要な実務の勉強はその都度やり、本屋で実用書を買い込みました。

シリコンバレーの人材派遣会社の方からアメリカのキャリアパスの実態を
教えていただき、私のセクレタリーから「１年後セクレタリーを辞めて再び
大学で新しい分野の勉強をしてキャリアアップ、そしで夢に近づけるのだ」と
語られたときは今までにないショックを受けました。

カリフォルニアの青い空と雲がキャリアデザイン：

学生（院生）にプレゼントした「僕は君たちに武器を配りたい」を読むまでもなく
私は高度成長期と労働時期がほぼ同じで、年功序列と終身雇用で守られ
危機感はありませんでした。

僕は君たちに武器を配りたい：

夢の実現のために少しでも共有できたのなら、
そんな幸せなことはありません。ありがとうございます。