老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

白鳥とナベサダ

2008-03-16 10:09:07 | 休憩
待っていてくれました。北の国に帰らずに白鳥(コハクチョウ)さん。
昨日はカミさんと琵琶湖の北の端にある「湖北野鳥センター」へ「白鳥」
に会いに行きました。

京都に住んでいた時は、毎冬お迎えか、見送りに「湖北野鳥センター」に
行っていました。もっと言うと大阪に住んでいた時は、大阪南港にある
人工の干潟の「南港野鳥園」か兵庫県伊丹の「昆陽池」に鳥さんを見に
行きました。

「湖北野鳥センター」は、天然記念物の「オオヒシクイ」と「コハクチョウ」
の飛来する所で有名です。両方の鳥は大体10月初めにやってきて、
3月初めに北帰します。「コハクチョウ」の方が1週間ほど遅くやって
来て、1週間ほど遅く帰ります。今年は「オオヒシクイ」は3月1日に
北帰しました。    だから。

「コハクチョウ」を見るのを諦めていましたが、「湖北野鳥センター」に
入ると、管理人さんが「そこの田んぼにいますよ」と湖水とは反対方向に
ある望遠鏡へ案内してくれました。

二人で覗き込んでみると、白い点がいくつもも見えます。思わずにっこり。
前に見たときは、2,3kmほど離れた所まで車を飛ばしてわざわざ見に
行きました。管理人さんの話によりますと、8時ごろまでは湖水にいる
のですがそれ以降は近くの田んぼに移動します、とのこと。

そして管理人さんが「明日か明後日に一斉に飛び立って行きます」
本当に来るのを待っていてくれたみたいです。ラッキー。

湖面の方に向かって据えつけられた20台ほどの望遠鏡を次々と覗き込んで
水鳥を見ます。いろんなカモやサギが見えます。
(当然コインタイマーなんて、無粋なものは付いていません)

やっぱり「コハクチョウ」を見たくなって山に向かって歩きました。
望遠鏡で見えたので「近くかな」と思って歩きましたが、10分近く
かかりました。400羽ほどが旅立ちの準備をしています。鳴きあって
いるのは最後の井戸端会議でしょう。

しばし時間を忘れて見入っていましたが、さすがに少し残った「比叡おろし」
で寒くなり、「湖北野鳥センター」へ戻りました。「白鳥さん、又来てね」

そして夜は、「ひこね市文化プラザ」で「渡辺貞夫クインテット2008」
を聴きました。家から200km離れたここまで聴きに来ました。ナベサダ
も「彦根は初めて」と最初にスピーチ。

前回は昨年8月の「ブルーノと最後の日」、その前は同じ昨年6月の
神戸舞子ビラの「渡辺貞夫クインテット2007」でした。

ブルーノと最後の日」:

渡辺貞夫クインテット2007」:

前列の2列目に陣取り凄い迫力に浸りました。メンバーは、
渡辺貞夫/アルトサックス、フルート
小野塚晃/ピアノ、キーボード
石川雅春/ドラム
納 浩一/ベース
ンジャセ・ニヤン/パーカッション

スーツにYシャツそしてネクタイというスタイルで始まり、乗ってくると
Yシャツの腕まくり。リズムが素晴らしいアフリカン、聴かせるバラード
と言うことありません。本当に酔いしれ、休み無しの100分間のパワー
を頂いて帰りました。


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